サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 日本経済の歴史を概観し、現代の経済状況を歴史的視点から考察できる専門知識を身につける。経済史Aでは、古代日本から明治日本までの時期を取り上げ、対外関係や政策に加えて、生産・流通・消費の諸局面を含め、多様な側面から日本経済を捉える。 |
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到達目標 | | 細かい歴史的事項よりは、歴史的な経済事象の原因と結果を理解することを重視する。そのため、成績評価の対象とする試験、レポートなどでも、その点を理解しているかを問うような課題を課す予定である。 |
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授業の内容・ 計画 | | 第1回 イントロダクション 第2回 古代・中世の貨幣の発行と流通 第3回 荘園経済の成立 第4回 中世の東アジア貿易と日本 第5回 渡来銭の流入と代銭納化 第6回 都市工業の成長と商人仲間 第7回 近世の石高制・身分制と「鎖国」体制 第8回 大開墾と幕藩制的市場 第9回 貨幣改鋳と特産物生産の進展 第10回 都市商人と小農経営 第11回 近世の商業的農業の発達と生活環境 第12回 幕末「開国」と自由貿易世界 第13回 維新政府の経済政策 第14回 明治期の農村工業と都市工業 第15回 商人の活動と近代的市場の成立 |
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評価方法 (基準等) | | 試験、レポートを基本とし、それに授業態度などを加味して総合的に評価する予定です。なお、初回の授業の際に、勉強方法や評価の方法について説明しますので、初回の授業には必ず出席して下さい。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 受講に際しては、日本史の概説書を読んでおくことが望ましい。 また、講義後に自分自身で教科書を読みながら、ノート整理をしておくことが望ましい。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書は、中西聡編『日本経済の歴史』名古屋大学出版会、2013年。 参考文献は、桜井英治・中西聡編『新体系日本史12 流通経済史』山川出版社、2002年、杉山伸也『日本経済史 近世―現代』岩波書店、2012年。 また、必要に応じて高等学校時代に使用した日本史の図録を用意して参照することを奨励します。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 1.この科目は秋学期からはじまる経済史Bと関連していますので、経済史Bも履修するとより理解が深まります。 2.高校で日本史を未修の場合は、概説書などを読んで予習しておいてください。 3.授業中の私語、および携帯電話の操作は禁止します。 |
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更新日付 | | 2015/02/16 14:05:21 |