開講年度2015
科目名人体構造機能学実験 A
(全)開講学科健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
健康栄養学科 2008-2011年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者桑原 裕子
単位数1
曜日・時限春学期 木曜日 3時限
春学期 木曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
人体の組織構造とはたらき
科目のねらい
管理栄養士および栄養士の資格取得のための基礎知識として、組織標本を顕微鏡を使って観察することにより、その微細構造を詳細に理解する。また、自分身体の機能的変化を観察して考察することにより、機能学の学びを深める。
到達目標
人体形態学や生体機能学の知識を深めて、実際的に理解するのがねらいである。
1)顕微鏡を用いた組織標本の観察とスケッチをとおして、全身の細胞・組織・器官の成り立ちと構造に関連した機能を学ぶ。
2)ラットの解剖をとおして、哺乳類に共通した臓器の位置や構造を理解する。
3)安静時、運動負荷、氷水刺激における血圧、脈拍、心拍数などの変化を自らの身体で経験し、循環と呼吸の機能を学ぶ。
授業の内容・
計画
実習予定;
1.光学顕微鏡の使い方、口腔粘膜上皮細胞の標本作成と観察
2.上皮組織(皮膚、腸管、尿管、膀胱)の観察
3.結合組織(腱、弾性軟骨、線維軟骨、脂肪組織)
4.筋組織(消化管の平滑筋、心筋、骨格筋)
5.神経組織(大脳、小脳、脊髄)
6. 骨と軟骨(硬骨、気管軟骨、胎児骨の発生)
7.呼吸器(肺、気管)と血管
8.消化器系(顎下腺、耳下腺、舌下腺)
9.消化器系(食道、胃、十二指腸、空腸、回腸)
10.消化器系(膵臓、肝臓)
11.泌尿器系(腎臓、尿管、膀胱)
12.生殖器系(精巣、卵巣、卵管)の観察
13.内分泌系(甲状腺、下垂体、副腎、膵島)の観察
14.ラットの解剖
15. 血圧、心拍数の変化(安静時、運動負荷、氷水刺激)
評価方法
(基準等)
レポート提出、小テストおよび実習参加態度
授業外の学修
(予習・復習)
毎回講義する組織学的知識を復習し、小テストの準備をする。
教科書・
参考書
参考図書;
 入門組織学  牛木辰男 著 南江堂
 人体組織図譜 VICTOR P. EROSCHENKO 著, 藤田恒夫 訳 南江堂 
参照URL
1.関西医科大学組織学画像教材組織画像
2.組織学カラースライドデータベース組織画像
3.理科ネットワーク 一般公開版映像でみる人体のしくみ
質疑応答
実習中に遠慮なく、質問してください。
備考
疑問点などは、その都度、必ず確認すること。
画像
ファイル
更新日付2015/02/09 19:44:56