サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 聴器・喉頭・構音器官・呼吸器の解剖生理学について理解し、言語聴覚士としての診査・治療における役割を学ぶ。 |
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到達目標 | | 1 耳の構造や生理的機能が明確に説明できるようになる。特に、聴器において外界の音刺激がどのような聴覚伝導路をたどり認知されるのかについて。 2 発声・発語に関わる器官である鼻咽腔・喉頭の構造や生理的機能についても説明できるようになる。 |
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授業の内容・ 計画 | | 【第1回】 呼吸器系の基本構造・呼吸運動・呼吸機能検査・呼吸器系の病態、構音器官の基本構造・構音運動・構音器官の病態・構音器官の検査 【第2回】 喉頭の基本構造1〔喉頭の位置、喉頭の枠組み(喉頭軟骨と靭帯)、喉頭の関節、喉頭筋〕 【第3回】 喉頭の基本構造2〔喉頭腔、声帯と仮声帯、喉頭粘膜と分泌腺、喉頭の神経と血管、年齢変化〕 【第4回】 喉頭の機能1〔反射性喉頭閉鎖と気道防御機能、呼吸機能、発声機構〕 【第5回】 喉頭の機能2〔発話時の喉頭調節、声の高さの制御、声の強さの制御、嚥下時の喉頭調節〕 【第6回】 喉頭の病態〔発声機能障害〔声帯運動障害、声門閉鎖不全、声帯振動異常、喉頭調節障害、呼吸障害、誤嚥〕 【第7回】 喉頭の検査1 喉頭鏡検査〔間接喉頭鏡検査、硬性鏡検査など)、ファイバースコピー、電子内視鏡検査〕 【第8回】 喉頭の検査2 声帯振動の検査〔ストロボスコピー、高速度撮影法、各種グロトグラフィ、画像検査、筋電図検査、空気力学的検査、その他(超音波検査など) 【第9回】 聴器の構造1 外耳〔耳介、外耳道〕、中耳〔鼓膜、鼓室と中耳腔、耳小骨、耳小骨筋、耳管〕 【第10回】 聴器の構造2 内耳〔蝸牛、前庭(半規管・耳石器)、内耳窓、骨迷路と膜迷路、蝸牛神経と前庭神経〕、聴覚路、聴覚中枢〕 【第11回】 聴器の機能1 集音機構、中耳伝音機構 【第12回】 聴器の機能2 内耳伝音機構、内耳感音機構、両耳聴と方向覚 【第13回】 聴器の病態1 伝音難聴、感音難聴(内耳性難聴、後迷路性難聴) 【第14回】 聴器の病態2 混合難聴、中枢性難聴、心因性難聴と機能性難聴 【第15回】 総括 |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験で評価します(100%)。*ノート・プリント・教科書等の持ち込み不可 3分の1以上の欠席は失格、20分以上の遅刻、早退、退出は欠席とみなします。 また、遅刻・早退・退出は、2回で欠席1回とみなします。 私語は減点対象とします。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 定期的にミニテストを実施します。日頃より予習・復習をしましょう。 |
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教科書・ 参考書 | | 【教科書】(購入してください) 言語聴覚士のための基礎知識 耳鼻咽喉科学 第2版 医学書院 4,104円 【推薦図書】 〔アドバンスト〕 言語聴覚療法シリーズ 改訂聴覚障害Ⅰ基礎編 建帛社 2,700円 イラスト耳鼻咽喉科 森満保 文光堂 5,292円 新耳鼻咽喉科学 編著)切替一郎、野村恭也 南山堂 17,280円 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 言語聴覚士国家試験受験資格を取得するうえで必修の科目です。 |
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更新日付 | | 2015/02/12 11:38:31 |