開講年度2015
科目名特殊講義13a(精神医学と心理療法)
(全)開講学科心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年3年
担当者髙木 友徳
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
精神科ってどんなことをするの?
科目のねらい
精神医療の現場において、各疾患に対し、どのような心理療法的アプローチが行われているかを知る
到達目標
精神医学と臨床心理学の異同にについて学ぶ。
その上で、代表的な疾患についてどのような臨床像を呈するか理解し、どのような心理療法的介入が可能であるか知る。
授業の内容・
計画
1 オリエンテーション:自己紹介と今後の流れ、評価の方法等について
2 精神医学と臨床心理学:その異同・関係について考察します
3 心理療法の種類:代表的な学派、介入法についてざっとみていきます
4 EBMとは?:Evidence Based Medicineについて解説します
5 薬物療法と心理療法:どのように有機的に治療を行っていくか検討します
6 うつ病1:各疾患について、具体的な臨床例を提示し、診断・見立てと治療的介入について考え、学んでいきます
7 うつ病2
8 躁うつ病
9 統合失調症1 急性期  10 統合失調症2 リハビリ
11 パニック障害       12 強迫性障害
13 解離            14 PTSD
15 まとめ
*多少変更はありえます
評価方法
(基準等)
毎回の小レポート(100%)
毎回小レポートを提出していただき、その質と量により成績を決めます。
ただし、授業態度や参加度が著しく不適切な場合は、不可とします。
授業外の学修
(予習・復習)
授業で刺激されたことについて、自由に学んでください。
もちろん相談いただければ、座学・実学ともにサポートいたします。
教科書・
参考書
教科書は特に指定しません。参考書は以下のとおり。
「DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引き」←精神科の診断はこれでします。一読の価値あり。
「カプラン臨床精神医学テキスト」←なんでも書いてある辞書的な存在
「カプラン臨床精神医学ハンドブック」←上記を簡略化したもの。これがあれば概ね診断と治療方針が立てられます。
参照URL
質疑応答
講義後などに直接お越しください。講義中も大歓迎です。
備考
担当者は臨床心理士として精神科医療の現場で働き、その後精神科医となって、今現在も臨床の真っ只中にいます。
そのような現場の息吹をお伝えできればと思っています。
今年度が初めての開講となりますので、受講される方々と共に作り上げていくような、双方向的な内容になると思います。
画像
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更新日付2015/02/06 13:44:31