サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 認知(cognition)とは人間が外界の情報を如何に認識し,且つ使用できるのかといった心の機能である。すなわち認知機能とは,感覚情報のような低次な処理から他者とのコミュニケーションのような高次な処理まで,様々な情報の入出力および処理に関する機能として位置づけることができる。本講義では始めに認知心理学の成り立ちについて触れ,他の心理学および隣接諸科学との類似点と相違点について解説する.また感覚・知覚機能,感性,注意機能をテーマに取り上げこれらの機能についても解説していく. |
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到達目標 | | 本講義では認知心理学の位置づけ,情報入力時における初期の情報の取り込み(知覚)のしくみ,感性の判断処理,情報の取捨選択と集中(注意)をテーマに取り上げ,外界情報を認識するための基本的な機能についての理解を目指す。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1. 認知心理学の歴史 2. 認知心理学の研究パラダイム 3. 視覚認知(1):視覚系の基本構造と機能 4. 視覚認知(2):物体の知覚 5. 視覚認知(3):空間と運動の知覚 6. 視覚認知(4):パターン認知 7. 聴覚認知(1):聴覚系の基本構造と機能 8. 聴覚認知(2):音源定位,マスキング 9. 聴覚認知(3):音階 , 言語の認知 10. 感性認知(1):感性心理学の発展と展開 11. 感性認知(2):好みの評価,視線計測 12. 注意(1):注意の機能(選択的注意) 13. 注意(2):注意の機能(分割的注意,予期・期待) 14. 注意(3):視覚的注意,注意の反応抑制,まとめ 15. 試験と解説 |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 配布したプリントを利用し,各自で講義ノートを作成すること.また理解を深めるため,テクニカルタームについては文献等を利用し各自でノートにまとめておくこと. |
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教科書・ 参考書 | | 【参考書】道又 爾 他著『認知心理学 知のアーキテクチャーを探る 新版』有斐閣 2011.12 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2015/01/28 13:33:41 |