開講年度2015
科目名講読(文学)Ⅰ
(全)開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年3年
担当者外山 敦子
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 3時限
キャンパス


サブタイトル
『源氏物語』の概要を理解する
科目のねらい
多くの文学作品に影響を与えた『源氏物語』の全体像を概観する。具体的には、光源氏の誕生から第1部(「桐壺」から「藤裏葉」まで)を範囲とする。授業は、1回につき指定の1巻を取り上げ、①梗概と人物関係の確認、②名場面の精読、③代表的な研究論文の紹介、④作品全体における位置づけの検討の順で進める。
授業では、『源氏物語』全体を俯瞰することで、この作品が抱えるテーマ性・問題系への理解を深められる。
到達目標
古典文学研究に不可欠な参考資料・学術論文の収集および読解の方法を学び、これを参照・整理・批判しながら作品の特徴をつかみ、分析することができるようになる。
授業の内容・
計画
01.導入 ①授業計画 ②授業の進め方 ③発表順序の決定
02.参考文献の収集方法
03.論文の読解方法
04.『源氏物語』「桐壺」の読解
05.『源氏物語』「若紫」の読解
06.『源氏物語』「紅葉賀」の読解
07.『源氏物語』「葵」の読解
08.『源氏物語』「須磨」の読解
09.『源氏物語』「澪標」の読解
10.『源氏物語』「薄雲」の読解
11.『源氏物語』「少女」の読解
12.『源氏物語』「玉鬘」の読解
13.『源氏物語』「梅枝」の読解
14.『源氏物語』「藤裏葉」の読解
15.総括
評価方法
(基準等)
担当範囲の発表内容30%、他者の発表に対する発言内容30%、学期末レポート40%
授業外の学修
(予習・復習)
発表者は授業時の指示にしたがって事前にレジュメを作成する。それ以外の参加者は事前に作品を読み、あらすじや人物関係を理解しておく。
教科書・
参考書
〈教科書〉毎時プリントを配付する
〈参考文献〉授業中に指示する
参照URL
質疑応答
〈月曜~木曜〉メール連絡 atoyama@asu.aasa.ac.jp
〈金曜〉3号館3階 講師控室(授業時間以外)
備考
画像
ファイル
更新日付2015/02/06 22:19:58