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科目のねらい | | 英語の物語を読んで内容を理解するためには、単語・熟語の意味と文法を正確にとらえること、そして、歴史、社会、文化といった背景をふまえ、登場人物や語り手の心情を読み取ることが重要である。
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)による怪奇短編群の縮約版を丁寧に読解して、語彙力と英文読解力の向上に努める。わたしたちが「日本の昔話」として知っているいくつかの物語(例えば「耳無し芳一」「雪女」「のっぺらぼう」など)は、ハーンの手によってナラティヴの形で残されたものだということは意外にも知られていない。西洋の眼差しによる日本の表象について考えながら、怪奇物語を読んでみたい。 |
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到達目標 | | 英文の精読をとおし、語彙の涵養、文法事項の復習とその知識の定着、読解力の向上を目標とする。
異文化の著者が描き出す「イメージとしての日本」を物語の読解をとおして考えながら、日本という文化を客観視する視座を養う。
TOEIC対策としては、実践的なトレーニングも機会を設けて適宜行い、スコアアップを目指す。 |
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授業の内容・ 計画 | | ※ 下記を予定しているが、クラスの状況により進行速度を変更する可能性もある。
1. オリエンテーション 2. The Blind Man 3. The Blind Man 4. The Blind Man 5. The Blind Man、The Fortune-Teller’s Story 6. The Fortune-Teller’s Story 7. The Great Fire of the Purple Robe 8. 中間のまとめ 9. The Travelling Priest and the Dead Body 10. The Travelling Priest and the Dead Body 11. Miyata’s Dream 12. Miyata’s Dream 13. A Dead Secret 14. You Can’t Trick a Samurai 15. 総括 |
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評価方法 (基準等) | | 平常点(受講態度、課題の提出状況、発表[予習]内容、小テスト)40%、定期試験60%から判断。 欠席・遅刻・早退などは減点。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 毎回割り当てられた箇所を通読し(分担制)、分からない単語や熟語の意味をあらかじめ辞書で調べ、日本語に訳せるようにしたうえで授業に臨むこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書:Lafcadio Hearn『Japanese Ghost Stories (Penguin Active Reading Level 3)』Retold by Jane Rollason, Pearson Longman, 2008. |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 毎週、授業の最後に個人的な質疑応答の時間を設ける。急を要する質問は専用のメール・アドレスにて行う。 |
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備考 | | 持ち物:テキスト、英和辞典(電子辞書は可、スマホや携帯電話などの通信機器の辞書機能/アプリの使用は不可)
次のような場合は、大幅な減点もしくは欠席扱いとする。 ・私語などの授業妨害や他の人に迷惑がかかる行為 ・授業中に授業内容と関係のないことに従事(スマホなど) ・テキストと英和辞典なしでの受講 ・無断での途中退席 ・明らかに予習の形跡がみられない発表 |
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更新日付 | | 2015/01/27 10:24:51 |