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科目のねらい | | 概要 近代ヨーロッパ国際関係の発生から全世界的拡大過程の展開を講義し、それとともに安全保障体制がどのような問題意識のもとににして形成されてきたかを考えていく。時期的には近代国際関係の特徴が生まれてくる16世紀頃からヨーロッパ国際関係の仕組みがほぼ完成する19世紀初めまでを扱う。国際関係の展開と一口ではいっても、諸国家は単に勢力闘争を繰り返しているのでは決してなく、現代に至るまで、前の時代の戦争や安全保障の欠陥を教訓として新たな国際体制を作り進化し続けていることを重視して講義を進めていきたい。 |
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到達目標 | | 近代国際関係史の流れをたどりながら、歴史を世界史的視野に立って論理的・構造的に理解する力を身につける。 |
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授業の内容・ 計画 | | ① 近代ヨーロッパ国際関係の特徴 ②近代主権国家の形成(1)~イギリスとフランス ③近代主権国家の形成(2)~プロイセンとロシア ④ハプスブルク帝国~カール5世の帝国 ⑤イタリア諸国の勢力抗争~西洋国際体制の原型 ⑥フランス対ハプスブルク ⑦三十年戦争とウェストファリア体制の意義・第1回小テスト予定 ⑧ルイ14世のフランスの台頭 ⑨スペイン継承戦争とユトレヒト体制 ⑩大北方戦争とロシアの興隆 ⑪ポーランド継承戦争 ⑫オーストリア継承戦争と七年戦争 ⑬アメリカ独立革命の戦争・第2回小テスト予定 ⑭フランス革命・ナポレオン戦争と国民戦争の萌芽 ⑮ウィーン体制の成立 |
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評価方法 (基準等) | | 学期末試験(筆記試験)を60点、小テスト2回40点で総合評価する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習 毎回配布する資料の内容を読み、整理して次回の講義に備えること。 復習 講義で学んだ内容の要点を確認し、配布資料に指示してある問題を解いておくこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書 (不要)毎回講義開始前に講義の概要を示したプリントを配布し、教科書代わりに用いる。 参考文献:渡辺啓貴編『ヨーロッパ国際関係史』(有斐閣アルマ選書、2002年) 君塚直隆『近代ヨーロッパ国際政治史』(有斐閣コンパクト、2010年) |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2015/02/06 12:15:24 |