サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 日本語にある仏教の単語、たとえば「檀那」を理解するには、実はサンスクリット語の「与える」を意味する「ダーナ」を知らないといけない。サンスクリット語とは古代インドの聖典言語であり、仏教、中でも大乗仏教の経典の言語である。この言語を習得することによって、大乗経典をサンスクリット語原典、ならびに漢訳と比較しながら読むことができるようになり、それにによってより理解を深めることが可能となる。 また現代インドの言葉であるヒンディー語の書体と同じ、デーヴァナーガリー文字を習得することにより、より幅広く言語の習得に自信を深めることができる。 |
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到達目標 | | 学生諸君は、まずはじめに現代日本語に取り入れられている仏教語理解には、サンスクリット語の理解が不可欠であることを認識してもらいたい。そしてサンスクリット語原典を読むことがいかに仏教の理解を深めるために必要であるかを認識するようになる。 また現代インドのヒンディー語と同じ書体であるデーヴァナーガリー文字を習得しそれによって文法を学んでいくので、未知の言語習得に対する自信を深めることができる。 |
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授業の内容・ 計画 | | 第1回: オリエンテーション 第2回: 日本語にある仏教語とサンスクリット語 第3回: 同 第4回: デーヴァナーガリー文字の習得 第5回: 同 第6回: 同 第7回: 同 第8回: 小テスト 第9回: サンスクリット語文法、 動詞(単数) 第10回: 同 第11回: 同(複数) 第12回: 同 第13回: 同(両数) 第14回: 同 第15回: 総括 |
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評価方法 (基準等) | | 毎回の予習、授業の発表、ミニテスト、小テスト、学期末のテストを総合的に評価する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 毎回予習は必須である。授業の最後に次回の予習箇所を知らせるので注意しておくこと。授業中は発表してもらうので予習は必ずしていただきたい。また授業のはじめに行うミニテストや第8回目の小テスト、学期末のテストの対策として復習をしておいてもらいたい。 |
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教科書・ 参考書 | | R.G. Bhandarkar, First Book of Sanskrit, being an elementary treatise on grammar with exercises, Bombay, 1905をテキストとして使用する。テキストは随時コピーして渡す。参考書にはJ.ゴンダ『サンスクリット初等文法』春秋社、1974年。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 見慣れない言語なので、最初は面食らうかもしれませんが、なるべく楽しく行うことを心がけています。 |
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更新日付 | | 2015/02/07 17:16:26 |