開講年度2015
科目名地域宗教文化Ⅲ-Ⅰ
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年1年
担当者藏本 龍介
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
東南アジアの宗教と社会
科目のねらい
東南アジアは宗教の宝庫です。土着の民間信仰のほか、中国系宗教(仏教/道教/儒教が融合したもの)、ヒンドゥー教、キリスト教、イスラーム、上座仏教など、多様な宗教が信仰されており、人々の生活に深く根付いています。それではこれらの宗教は、人々の生き方(実践)をどのように形づくっているのでしょうか。この授業では、教義や思想ではなく、人々の生き方に注目して、東南アジアの宗教と社会を読み解いていきます。それによって異文化に対する柔軟な態度・思考を育むことを目指します。
到達目標
(1)この授業を受けることによって、現代社会における宗教実践の多様性(民俗宗教、民族宗教、三大宗教など)について知り、説明できるようになります。
(2)多様な宗教実践を学ぶことによって、異文化に対する柔軟な態度や思考を獲得できるようになります。
(3)異文化に対する自分の考えを書くという作業を通して、情報や知識を複眼的・論理的に分析し、表現する力を養うことができます。
授業の内容・
計画
第1回:イントロダクション
第2回:東南アジア地域概説
第3回:上座仏教概要
第4回:ミャンマーの宗教と社会
第5回:タイ・ラオスの宗教と社会
第6回:カンボジアの宗教と社会
第7回:上座仏教圏の精霊信仰
第8回:ベトナムの宗教と社会
第9回:シンガポールの宗教と社会
第10回:フィリピンの宗教と社会
第11回:イスラーム概要
第12回:インドネシアの宗教と社会
第13回:マレーシアの宗教と社会
第14回:バリの宗教と社会
第15回:まとめ

・授業は講義形式ですが、一方的な講義にならないように工夫して進めます。
(1)説明を補うため、映像資料を積極的に活用します。
(2)毎回、授業中に小レポートを課し、こちらが準備した問いに答えてもらいます(評価に加味します)。
(3)講義に関連して、ホームワークを課すことがあります(評価に加味します)。
評価方法
(基準等)
課題・レポート(40%)、学期末試験(60%)
授業外の学修
(予習・復習)
日頃から東南アジアに関する情報(新聞、ニュースなど)に注意を払っていると、授業への理解が深まる。
教科書・
参考書
テキストは定めず、毎回プリントを配布します。参考文献等は、講義時に随時示します。
参照URL
質疑応答
・毎回、授業の最後に質問を書いてもらうリアクション・ペーパーを配布します。
・授業時間以外での質問については、メールで対応します(メールアドレスは初回授業にて周知します)。
備考
・授業中の私語や携帯電話の使用、授業中の入退出は厳禁します。違反者には授業への積極的な参加を促すため、優先的に当てて質問・発言を求めます。
画像
ファイル
更新日付2015/02/07 17:28:08