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科目のねらい | | アメリカ人にもっとも知られている児童文学『オズの魔法使い』を、いろいろな視点から詠んでみます。
児童文学と言いながら、中身を詳しく分析していくと、そこには皆さんが思いもよらない側面が隠されていることが分かります。
最後の授業できっと「驚きと感動」を味わうはずです。なお、授業内容欄にある「受講してほしい人・できたら受講してほしくない人」を熟読してください |
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到達目標 | | 「児童文学」が、実はとても大切なことを伝えていることを学びましょう。 それが半年で分かるようになれば、あなたは飛躍的に成長したと言えます。 |
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授業の内容・ 計画 | | 「世界はオズであふれている」これは私が考えた言葉です。
以前、韓国映画『オーバー・ザ・レインボー』という作品を観ました。 詳しいことも知らずに気軽に見に行ったのですが、大変感動しました。 タイトルはハリウッド映画『オズの魔法使い』の挿入歌「虹の彼方に」から取られています。 劇団『四季』の『ウィキッド』もありますし、一昨年は『オズはじまりの戦い』という映画も公開されました。 日本でも『オズ』の登場人物の名前をつけた『西の国の魔女が死んだ』という小説があります(映画化もされましたが、かなり面白かったです)。
さて、この授業では次の5つのことを中心にします。
(1)アメリカ人なら誰でも親しんでいる『オズの魔法使い』(1900年)という作品の全体像を、あら筋の確認を中心に半期で読んでみます。 (2)著名な作品ですので、ジュディ・ガーランド主演のハリウッド映画を始め、いろいろな映像表現があります。AV機器が利用できる教室を使いますので、視覚的にも理解します。 (3)作品に現れる様々な要素(竜巻、ロボット、気球、魔女など)を毎回文化的な側面から考察します。 (4)時々「原作の英語に親しむ」機会も作ります。これはと思われる部分を英語の原文で読んでみます。ただし、英語の授業ではありませんので、英語力は関係ありません。 (5)主人公のドロシーは魔法の国にたどり着きます。そこで彼女が探したものはいったい何だったのかを一緒に考えます。答えを知って、きっと感動するはずです。
【受講してほしい人】 遅刻や欠席をしない人・専門以外の教養を幅広く身に付けたい人・本を読むことが好きな人・レポートで自分の考えをきちんと表現することが好きな人・大学生活で思い出になる授業を探している人
【できたら受講してほしくない人】 映画を見ていれば単位がもらえると思っている人・遅刻や欠席が平気な人(秒単位で厳しいですよ)・レポートを簡単に済ませたい人・授業中にスマホが気になる人(見つかったら大幅減点!単位取得に赤信号!)・タバコを吸う人(座席指定で隣の人に匂いが迷惑) |
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評価方法 (基準等) | | 成績評価はレポート2回(20%)定期テスト(80%)によります。 遅刻や欠席は、授業への参加意欲欠如とみなされますので要注意。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | |
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教科書・ 参考書 | | テキストはフランク・ボーム著『オズの魔法使い』岩波少年文庫、750円。丸善学内書店で。あらすじは授業で取り上げますが、詳細は各自この小説を読む必要があります。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2015/02/11 21:38:51 |