サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 人の心は迷宮を作りだす。 ヨーロッパ文学の中に、その迷宮の様相を探求する。 |
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到達目標 | | 人は文学の中に、何を見出したいと思うでしょうか。 それは一見しただけではよく分からない、心の動きではないでしょうか。 人は物事を考え行動を起こします。しかし、その理性的に考えるということの前に、人の感性的な心情が大きく作用しているのです。
そこで、この講義では、人の心の有り様をヨーロッパの文学作品の中に読み取っていきます。ギリシャ神話で、牛頭人身の怪物ミノタウロスは、なぜ牢獄や檻ではなく、迷宮に閉じ込められたのでしょうか。そこには、怪物を生むことになった人間の罪の意識が反映されているのです。人の心の秘密を、フランスやドイツの文学作品に見ていきます。 教室では、文学的背景を理解するために、ビデオを利用します。 |
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授業の内容・ 計画 | | Ⅰ.迷宮、心の住み処 ダイダロスの迷宮(ギリシャ)
Ⅱ.グラック、境界の迷宮 『シルトの岸辺』(フランス)
Ⅲ.ビデオによるフランス文化 パリ万博、フランス革命、ほか |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | フランスの作家グラックの書いた小説、『シルトの岸辺』を精読する。 |
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教科書・ 参考書 | | <テキスト> 堀田敏幸著、『文学と迷宮』、沖積舎、3,200円+税、<扱「丸善」> <参考書> グラック、『シルトの岸辺』、岩波文庫、1.140円 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | |
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画像 | | |
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ファイル | | |
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更新日付 | | 2015/01/28 17:54:00 |