サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 名古屋の百貨店の一番の得意客は今や中国からの旅行客だと言われています。統計を見ても、中国経済の好調ぶりがよく分かります。目下、中国のGDPは日本のそれの二倍以上もあり、米国のそれに迫ろうとしています。また中国の貿易額はとうとう米国のそれを追い抜き、世界一になりました。それにもかかわらず昨今、日中関係が悪化したために、日本企業が中国から相次いで撤退するようになり、日本は中国の経済成長からあまり利益を得ていません。我々はこうした状況に手をこまぬくことなく、再び日中間の経済交流を活発化させて、中国の経済成長の果実を取り込むべきでしょう。この講義では中国ビジネスには欠かすことのできない中国の経済・政治システムの基礎的知識について学んでいきます。 |
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到達目標 | | 中国ビジネスには欠かせない中国の経済・政治システムについて理解を深めましょう。そして多様な知識と価値観を習得しましょう。社会科学的な思考方法を習得し、筋道を立てて論述し得るようになることを目指します。さらには課題発見力、問題解決力を涵養することを目指します。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.ガイダンス、成績評価の方法、テキスト、講義の進め方について解説 2.経済成長の過去と将来 3.同上 4.計画経済と市場経済 5.同上 6.労働市場 7.同上 8.財政と金融 9.同上 10.技術─キャッチアップとキャッチダウン 11.市場経済のなかの国有企業─「負担」か「パワー」か 12.外資系企業と対外開放政策 13.民間企業と産業集積 14.中国の前途に待ちかまえる罠 15.まとめ、定期試験についてのガイダンス |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 教科書を通読するほか、教科書に紹介されている参考文献にも目を通すことが望ましいでしょう。 また毎日、中国に関する新聞記事をチェックしましょう。 |
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教科書・ 参考書 | | 丸川知雄『現代中国経済』有斐閣アルマ、2013年、2376円 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 毎回の講義の冒頭では、前回の授業の復習を行いますので、忘れずに前回のノートを持ってきましょう。授業前には携帯電話の電源を切っておきましょう。また、出席カードには授業の感想を書いて下さい。 |
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更新日付 | | 2015/02/05 15:56:55 |