開講年度2015
科目名日本の文化と社会Ⅰ/特定主題科目Ⅲ-Ⅰ
(全)開講学科歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
健康栄養学科 2008-2011年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者岡田 千昭
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
二・二六事件の全貌
科目のねらい
東京に大雪が降るときは何かが起こるといわれている。昭和11年2月26日未明、降りしきる雪を蹴って、陸軍皇道派青年将校達は下士官兵約1400名を率いて、蹶起した。このクーデターは失敗に終わり、青年将校達は全員処刑された。本講義は、事件の経過を再現し、彼らが意図した「昭和維新」の意味を探り、軍隊の持つ統帥権意識を分析視角として、軍部の政治への介入の過程を明らかにしたい。
到達目標
1.日本史における社会と文化の形成と展開を、広い視野に立って考察させることによって、歴史的
 思考力を養い、現代日本の形成の歴史的過程と日本の文化の特色を理解させる。
2.広い視野に立って、社会と人間についての理解と認識を深め、民主的、平和的な国家・社会の有
 為な形成者としての近代市民的資質を涵養する。
授業の内容・
計画
春学期
1.序
2.新聞記事に見る二・二六事件
3.二月二六日朝まで
4.大臣告示をめぐる疑惑
5.大臣告示の伝達過程
6.戒厳司令部の方針
7.海軍のとった態度
8.戒厳令布告
9.奉勅命令伝宣
10.日本を震撼させた四日間
11.二・二六事件に至る諸事件
12.軍部内の対立と抗争
13.昭和維新のもつ意義
14.特設軍法会議の実態
15.総括
評価方法
(基準等)
定期試験を主とし(90%)、これに授業態度(10%)加味する。
授業外の学修
(予習・復習)
1.予習に比重を置き、授業前にあらかじめ教科書の一章分を読み込んでから、出席すること。
2.復習は、授業中に完全に理解できなかった個所やノートの不十分なところを補うこと。
教科書・
参考書
教科書: 高橋正衛著 『二・二六事件・増補改版』 中央公論新社 2009年 780円 税別
参照URL
質疑応答
授業内容に関する質問は講義教室及びオフイスアワーの研究室にて受け付ける。
備考
画像
ファイル
更新日付2015/01/30 17:37:20