開講年度2015
科目名化学Ⅰ
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
英語英米文化学科 2015年度以降入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年1年
担当者来住 準一
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
化学が答える暮らしの中の疑問
科目のねらい
身のまわりの現象の中から素朴な疑問をとり上げ、その理由を考えていきます。受講者の知的好奇心をくすぐり、科学リテラシーや論理的思考力が身につくことを目指します。
到達目標
花子さんは化学が苦手な文系の大学生。「今年は40単位いただくわよ!」と張り切ったまでは良かったのですが、化学を履修するかどうかで悩み、部活の先輩に相談しました。
花子「化学って化学式や公式をひたすら暗記するイメージが強くて嫌いなの。単位がとれるか心配だわ」
先輩「実は、私もそうだったのよ。でも、K先生の授業を受けてから化学のイメージが変わったのよ。K 先生は身のまわりの疑問を取り上げ、とてもわかりやすく解説して下さったわ。たまにDVD を見たり、デモ実験も多く見せてもらったから、結構楽しかったわよ。」
花子「受けてみようかなぁ。」
先輩「半年後にあなたの化学のイメージがどれだけ変わるか、楽しみだわ。」
※K先生から一言「現在、理科離れがとりざたされています。化学は単に知識を覚えるためのもので実生活とは無関係と思っていませんか? 私たちの身のまわりで起きる事は、すべて科学現象です。身のまわりは「なぜ?」の宝庫です。授業では、常に”なぜ?”を問いかけ、掘り下げ、考えていきます。子どもの頃に誰もがもっていた好奇心を思い出してみましょう。なるほど、こんな事にも化学が関与していたのか、そうだったのか、と納得していただけると思います。文系の学生さんにも理解できるように、分かり易く解説します。この授業を履修し、科学リテラシーや論理的思考力を養ってください」
授業の内容・
計画
1.台所の「なぜ?」
①調味料:料理のサシスセソとは、 わさびの辛さのヒミツ
②鍋:紙なべの秘密、突沸にご用心
③トマトケチャップ:チキソトロピーvs.ダイラタンシー
④マヨネーズ:分離しない理由、おいしいチャーハンのつくり方
⑤魚:おいしい焼き魚の焼き方
⑥牛肉:腐敗vs.発酵、肉の熟成
⑦牛肉:どんな味クイズ、酢豚にパイナップルを入れる理由
⑧ご飯:なぜ、冷や飯はまずいのか?
⑨ソース:うま味vs.おいしさ、とろみがつく理由
⑩パン:パンが膨らむ理由、おいしいサンドイッチをつくるコツ
⑪おやつ:石焼きイモが甘い理由、白いホットケーキはつくれるか?
⑫おやつ:ポップコーンをめざせ!、渋柿を甘くする方法
⑬食品と色:ハーブティー、中華麺はなぜ黄色?
⑭食品と色:ゆでカニが赤い理由,りんごの変色、黒卵、牛肉の色
⑮豆腐:豆腐が固まるしくみ 
*テーマによりDVD視聴や簡単な実験を実施します。また、受講生の状況などにより、進行順序や内容が一部変更されることがあります。 
評価方法
(基準等)
・毎回のミニレポート(20%)+定期試験(80%)
・定期試験はノートやプリントの持ち込み不可
・2/3以上の出席が必要
授業外の学修
(予習・復習)
復習に重点をおき、授業中に与えられたミニレポート課題をまとめ、専門用語等を理解しておくこと。
教科書・
参考書
教科書は使用しない。プリントを配布します。参考文献は適宜紹介します。
参照URL
質疑応答
質問がある場合、4号館・2階・化学教室にいますので遠慮なく訪ねて下さい。オフィスアワーは 月・木のお昼休み時間ですが、在室中は可能です。連絡先:junichi@dpc.agu.ac.jp
備考
・毎回出席をとります。
・授業中の私語や携帯電話使用を厳禁します。
画像
ファイル
更新日付2015/01/30 11:35:09