サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 高校での化学計算力が不十分な学生のためのリメディアル授業です。計算分野で必要とされる問題の意味することを正しく読み取る力を養い、数量的スキルを身につけることを目的とします。 |
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到達目標 | | この授業は化学計算力を向上することを目標にしています。授業では、高校の化学において理論・計算といわれている分野の基礎を分かりやすく解説します。とくに、単位の換算、物質量(mol)、モル濃度、規定度、希釈、pH(緩衝液や中和)などの計算を中心に、受講者の理解度に合わせて授業を進めていく予定です。また、毎回課題を出します。計算を苦手とする人にとってはしんどいかも知れませんが、欠席しないでついてきて下さい。また、進度や内容は必要に応じて調整することがあります。 |
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授業の内容・ 計画 | | 学習目標:履修後、つぎのことが出来るようになっていること 1. 計算の基礎 ①有効数字の使い方を説明する。 ②指数表示をする。指数の掛け算、割り算をする。 ③対数の計算をする。 ④単位の換算をする。 2. 物質量(モル) ①モルを定義する。 ②分子量・式量を計算する。 ③質量から物質量を計算する。 ④物質量から質量を計算する。 3. 溶液の濃度 ①溶液の濃度をパーセント濃度やモル濃度で表示する。 ②パーセント濃度からモル濃度を計算する。 ③モル濃度からパーセント濃度を計算する。 ④モル濃度から規定度を計算する。 ⑤規定度からモル濃度を計算する。 4. 溶液の希釈 ①溶液の希釈ができる。 ②希釈後の濃度を求める。 5. 酸と塩基 1)水溶液のpH ①酸とアルカリを定義する。 ②水溶液の[H+]、[OH-]、pHを計算する。 2)化学平衡 ①化学平衡を定義し、平衡定数を計算する。 ②ルシャトリエの原理を説明する。 ③反応条件の変化により平衡がどのように変化するか述べる。 3)緩衝液 ①緩衝液を定義し、緩衝液のpHを計算する。 4)中和 ①酸とアルカリを混合したときの水溶液のpHを計算する。 5)酸化還元 ③酸化数を計算できる。
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評価方法 (基準等) | | ・小テスト(30%)+授業態度(30%)+定期試験(40%)によって総合的に評価します。 ・2/3以上の出席が必要 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 復習に重点を置き、配布プリントの計算問題を繰り返し解くこと。 |
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教科書・ 参考書 | | |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | ・毎回出席をとります。 ・授業中の私語や携帯電話使用を厳禁します。 |
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更新日付 | | 2015/01/30 11:34:34 |