サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 文久期から箱館五稜郭戦争までの幕末維新期には、さまざまな近代国家構想が生まれた。この時代に生まれ、滅んだ新撰組とはどのような組織で、いかなる歴史的位置を占めていたのか。近藤勇らが幕末の京都で活躍した理由や、近代性・合理性といった組織としての先駆的性格に着目しつつ、歴史小説とは異なる実証主義に徹した新撰組全史である。 |
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到達目標 | | 1.良識ある歴史観を養う。 2.史料から正確な歴史的事実を抽出し、それらを構造的に組み立て、解明するという事実実証主義 に徹する態度を涵養する。 3.歴史は幾多の先人が歩んだ血と汗と涙の軌跡を追体験することであるから、人間の本質を理解 し、歴史叙述もきわめて重要であることを認識させる。 以上のことを、学生諸君に認識させることによって、彼らの持つ潜在能力をも開花させることを目指 すものである。 |
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授業の内容・ 計画 | | 春学期 1.序 2.開国論対攘夷論 3.新撰組の時代背景 4.天然理心流と試衛場 5.多摩と江戸の歴史関係 6.浪士組結成 7.池田屋事件と禁門の変 8.第二次幕長戦争と新撰組の幕臣化 9.大政奉還から王政復古へ 10.戊辰戦争勃発 11.甲陽鎮撫隊出陣 12.近藤勇の最期 13.会津戦争と新撰組 14箱館戦争と新撰組 15.総括 |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験を主とし(90%)、これに授業態度(10%)を加味する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習は教科書を事前に読み込んで、そのポイントを理解してくること。 復習は授業中にとったノートをじっくりと読み返し、不備な個所があれば訂正したり、補ったりしておくこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書: 大石学著 『新撰組』 中央公論新社 2008年 920円 税別 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 授業に関する質問は、講義教室あるいはオフイスアワーの研究室で受け付ける。 |
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備考 | | |
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ファイル | | |
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更新日付 | | 2015/01/28 17:32:34 |