開講年度2015
科目名教育学Ⅰ
(全)開講学科歴史学科 2015年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
商学科 2013年度以降入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年1年
担当者松下 晴彦
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
アメリカ教育の軌跡と文化政治学
科目のねらい
20世紀のアメリカの政治、経済、文化、教育の諸相のなかに、人間形成に関する基本的な考え方(哲学、思想)、個と社会の考え方を学ぶ。より具体的には、アメリカ民主主義の起源と変遷、イデオロギー的対立(保守とリベラル)、自由主義と共同体主義の対立、アメリカの統合原理(多様性の中の統一)、コミュニティ概念とそのあり方、国際関係・外交、帝国の時代、普遍主義的な考え方と多文化主義的な考え方などを時系列的・同時代的に学んでいく。
到達目標
20世紀のアメリカの政治、経済、文化、教育の諸相のなかに、人間形成に関する基本的な考え方(哲学、思想)、個と社会の考え方を身につける。より具体的には、アメリカ民主主義の起源と変遷、イデオロギー的対立(保守とリベラル)、自由主義と共同体主義の対立、アメリカの統合原理(多様性の中の統一)、コミュニティ概念とそのあり方、国際関係・外交、帝国の時代、普遍主義的な考え方と多文化主義的な考え方などを時系列的・同時代的に学び、これらの理解と知識を獲得する。加えて、自らの教育観や政治的判断を省察できるようにする。
授業の内容・
計画
I 国家の統一から大国へ:海外進出の時代
1アメリカ社会を考えるための視点と方法
2トクヴィルが見たアメリカ
3国家の統一(南北戦争後)から産業大国へ
4黎明期の中等教育・中等教育のミッション
5進歩主義(革新主義)の時代(1900-1910年代)
6大衆消費社会の出現と展開(1920年代)
IIリベラリズムの時代
7大恐慌とフランクリン・ローズベルトの政策
8「アメリカの世紀」:冷戦期
9公民権運動と教育政策
III新保守主義の時代
10「小さな政府」と教育政策
11文化戦争の世紀末:多文化主義とアメリカの分裂
12格差社会アメリカ
13アメリカン・コミュニティ:社会関係資本(social capital)の行方
14共和国アメリカと帝国アメリカ
15スマートな政府(ハード・パワーとソフト・パワーの止揚)
16今後の展望
評価方法
(基準等)
適宜実施のリアクションペーパー(20%)と定期末レポート(80%)による
授業外の学修
(予習・復習)
講義中に提示されたトピックスや鍵概念について、各自整理する。
教科書・
参考書
テキストは指定せず、適宜資料などを配付の予定
参照URL
質疑応答
適宜実施のリアクションペーパーに応える形で行う。
備考
授業はパワーポイントを使用しながら内容が明確になるように工夫する。講義形式で行うが、授業の進行をさまたげる行為については以後の受講を認めない(受講の取り消しとなる)ので注意のこと。
画像
ファイル
更新日付2015/02/04 21:48:21