サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 本講義では、経済社会の成り立ちや動きを理解するために、個々の家計や企業がどのような動機に基づいて行動を選択しているか、またその意思決定がどのように相互連関しているのかを学びます。とりわけ、この相互関係において「市場(マーケット)」が果たす役割を考え、経済学のミクロ経済学の基礎をカバーします。(1)分業、(2) 需要と供給、(3)価格メカニズム、(4)市場の効率性、(5)市場の失敗、(6)市場の限界の6つのトピックを学習します。 |
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到達目標 | | 経済学は、私たちが暮らす社会の動きや仕組みを明らかにしようとする学問です。例えば、「先月の全国消費者物価上昇率は0.5%でした。」というようなニュースが流れます。消費者物価とは何でしょうか。どうして消費者物価は上がったり、下がったりするのでしょうか。消費者物価が上がると私たちの生活にどのような影響を与えるのでしょうか。そして、私たちの生活をよりよくするために何をすべきでしょうか。こういったことを経済学というツールを利用してより深く考察することができるようになります。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1 はじめに:経済学とは何かを学びます。【第1講】 2 分業:「得意なものに専念する」ということの経済学的意味を学びます。【第2講】 3 需要と供給:どのようにして購入量や販売量が決定されているのか。【第3-4講】 4 価格メカニズム:市場でどのようにして価格が決まるのか。【第5-6講】 5 市場の効率性:市場で売買取引する理由について学びます。【第7-8講】 6 市場の失敗:いつも市場は効率的とは限らないことを学びます。【第9-11講】 7 市場の限界:市場の力だけでは解決できない問題について学びます。【第12-14講】 8 講義のまとめ【第15講】 |
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評価方法 (基準等) | | 基本的には、授業中に扱った内容の習得度に応じて、定期試験により評価します。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 予習は必要ありませんが、毎回復習をしっかりと行って下さい。講義の内容で理解できていないところをなくして下さい。経済学の知識をさらに深めたい方、また公務員試験、資格試験等で経済学が必要な方は、以下の文献を読むことをお勧めします。
中谷・中村編 『一からの経済学』 硝学舎/中央経済社、2010年 伊藤元重 『ミクロ経済学 第2版』 日本評論社、2003年 |
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教科書・ 参考書 | | |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | この授業は、教室に座っているだけでは身に付きません。授業中には、経済学に関わるいろいろな小話、疑問などを投げかけます。しっかりと参加して、一緒に考え、ともに学んでいきましょう。 |
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更新日付 | | 2015/01/28 21:00:36 |