開講年度2015
科目名文学Ⅰ
(全)開講学科商学科 2013年度以降入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
経営学科 2013年度以降入学
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
経済学科 2013年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
健康科学科 2015年度以降入学
健康科学科 2013-2014年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
健康栄養学科 2008-2011年度入学
開講種別春学期
対象学年1年
担当者佐々木 亜紀子
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
社会と小説
科目のねらい
日本の近現代小説を歴史的・文化的背景をふまえて読解し分析する方法を習得することを通して、現代社会における課題をみつめ、生涯にわたって小説に親しみ、読む楽しみを身につけることをねらいとする。
到達目標
日本の近現代小説をとりあげ、作品を生み出してきた歴史的・文化的背景をふまえて読解し分析する方法を習得する。
特に疾病や介護に関わる小説を精読することを通して、小説がいかなる問題をとりあげ、困難を乗り越えようとしたのかを理解し、現代に生きるわれわれの生活を見直すきっかけとしたい。
また研究史を踏まえたうえで適切な分析方法によって論ずることができるようにする。
授業の内容・
計画
第1回 授業ガイダンス・アニメのなかの〈老い〉
第2回 有吉佐和子『恍惚の人』:小説のなかの〈老い〉
第3回 有吉佐和子『恍惚の人』:家族と介護
第4回 有吉佐和子『恍惚の人』:主婦論争
第5回 青山光二:老老介護小説
第6回 耕治人:〈老い〉と〈死〉の私小説
第7回 小島信夫:〈老い)を描く新聞小説
第8回 藤枝静男:私小説としての病妻もの
第9回 檀一雄:病妻看護小説
第10回 横山秀夫:介護殺人小説
第11回 荻原浩:認知症の一人称小説
第12回 幸田文:文豪の看取りを描く
第13回 丹羽文雄:戦後の〈老い〉を描く
第14回 モブ・ノリオ:小説素材としての介護
第15回 授業のまとめ
 
*ただし、受講者の理解度により進度を変更することがある
評価方法
(基準等)
提出物と平常点40%
定期試験(論述)60%で総合的に評価します。
授業外の学修
(予習・復習)
予習:テキストの次週の範囲を読むこと。
復習:授業で配布されたプリントと、テキストとの内容を照合して、200字程度に要約する。
教科書・
参考書
【テキスト】米村みゆき・佐々木亜紀子編著『〈介護小説〉の風景――高齢社会と文学』森話社 2008.11 \2,592 【
【参考文献】授業中に適宜指示します。
参照URL
質疑応答
授業前後に非常勤講師室に直接きてください。
備考
授業で提出するコメントカードを評価の対象にします。
テキストは最終試験の持ち込み許可物件とします。
テキストを予め読んだうえで受講して下さい。
画像
ファイル
更新日付2015/02/04 14:20:27