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科目のねらい | | 異文化理解を、「文化」特に「日本文化」に焦点を合わせて考察する作業を通して、現代社会における異文化を理解するとはどういう意味なのか、また可能なのかを具体的に捉え直せるようにする。 |
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到達目標 | | 本講義では、「真の異文化理解とは何か」をテーマにし、自分の常識は他人にも常識であるのか、あるいは日本の常識は世界の常識であるのかをとりあげ、「異なる」ことへの楽しさまたは難しさを考える。特に、「異文化としての日本文化」を取り上げ、外国人(見る側)が日本という異文化(見られる側の文化)と直接接触した際、それをどのように評価(表現)・認識したかを考察する。その考察から外国人(見る側)がもつ「文化」を分析することができる。すなわち、これらの比較分析作業によって、異文化を理解し、自国文化を再認識することをその目標とする。 |
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授業の内容・ 計画 | | 本講義では、教員による講義形式と学生によるグループ発表形式に分けて進めることにする。比較文化・異文化理解のための基礎的な知識および各論は教員による講義で行われるが、学生諸君には、「自分で何かを調べた」という証のために、グループに分かれて何らかの課題について発表をしてもらうこととする。
1. 春学期の授業のオリエンテーション 2~3.「文化」とは何か 4~5.「異文化」理解・誤解とは 6~14.前近代の「日本認識」(外国人がもつ「日本文化」に関する考察) ルイス・フロイス『日欧文化比較』 申叔舟『海東諸国紀』、 フランソア・カロン『日本大王国志』 イザベラ・バード『日本奥地紀行』 15. 春学期のまとめ (受講学生の知的要求に基づいて授業計画は流動的になる可能性もある。) |
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評価方法 (基準等) | | 授業参加度(30%)、課題物提出(20%)、レポート(50%)で評価する。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 毎回、次回の授業で使用するプリントは事前に配布するので、必ず読んでおくこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 指定テキストなし。 適宜プリントを配付し、参考文献等については授業中に指示する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | オフィスアワーの際に、研究室(2327号室)で質疑を受け付ける。 |
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備考 | | 研究室は2号館3階(2327室)にあります。オフィスアワー、連絡方法については最初の講義の際に指示します。 |
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更新日付 | | 2015/02/12 14:20:07 |