開講年度2015
科目名教養セミナーⅢ
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
開講種別春学期
対象学年2年
担当者糸井川 修
単位数1
曜日・時限春学期 木曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
ドイツ語で読む『白雪姫』
科目のねらい
グリム童話の原典講読を通して、メルヘンやドイツに関する知識を増やし、多文化・異文化に対する理解と人間に対する洞察を深めることが目的。
到達目標
 誰もが一度は読んだこと(あるいは聞いたこと、見たこと)のあるグリム童話『白雪姫』を、原文(ドイツ語)で読みます。使用するテクストはグリム兄弟の手による「決定稿」ですが、兄弟が収集した「原話(エーレンベルク稿)」、「初版」も随所で参考にします。そして、関連するドイツの文化や心理学者による『白雪姫』の解釈などを紹介しつつ、童話が意味するものを考えていきます。
 ドイツ語力については、1年生の時にドイツ語を履修していれば、何の心配もありません。童話を翻訳しながら、もう一度ドイツ語を学んでみようかな、という気持ちがあれば結構です。
 
授業の内容・
計画
 毎回少しづつテキストを翻訳しながら読み進めていきますが、参考までに物語のポイントとなりそうな点を以下に示しておきます。今回、ドイツ語で読む『白雪姫』は、多かれ少なかれ、皆さんが子供の頃から知っているものと違う部分があると思います。本物の『白雪姫』をじっくり味わってみましょう。

・グリム兄弟とグリム童話について
・エーレンベルク稿について(グリムの書き換えの意図を探る)
・白雪姫を特徴付ける三色(白、赤、黒)とは?
・意地悪なお妃の魔法の鏡とは?
・「美」を巡る女の争い
・白雪姫を助けた7人の小人
・白雪姫の殺害に用いられた三つの道具
・白雪姫の眠りの意味するもの
・意外と知られていない物語の最後
・残酷な描写は子供達に適さないのか?(日本における『白雪姫』)
・ディズニーの『白雪姫』との比較
評価方法
(基準等)
平常点(50%)、および期末のレポート(50%)
授業外の学修
(予習・復習)
毎回、3名の学生に一人当たり5行~6行を訳してもらいます。自分が担当になった時は、その部分の発音と日本語訳に挑戦して、発表して下さい(もちろん出版されている翻訳を参考にしても構いません)。自分の発表時だけでなく、毎回予習に取り組めば、ドイツ語の力もついていきます。また、折に触れて参考文献なども紹介しますので、それを読んで童話に対する理解を深めて下さい。
教科書・
参考書
〈テキスト〉Brueder Grimm: Schneewittchen. In: Kinder- und Hausmaerchen (授業時に配布)
参照URL
質疑応答
研究室は2号館の4階にあります(部屋番号2417)。火曜日13時~13時30分、木曜日12時50分~13時20分のオフィスアワーには研究室にいますので、遠慮なく質問に来て下さい。
備考
ドイツ語のテキストを読んでいきますので、ドイツ語を履修していない人は受講できません。 
画像
ファイル
更新日付2015/02/10 15:42:32