サブタイトル | | 英語の歴史 (イギリスにおける民族支配の影響を受けて) |
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科目のねらい | | 情報収集力や言語表現力などの基礎学習力を培いつつ、英語の歴史を学びながら、言語だけでなく、西洋の歴史、文化、宗教などに対する知的好奇心を喚起し、各専門分野への橋渡しをします。 |
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到達目標 | | この授業では、「英語の歴史」を学びます。
今や国際語となっている英語は、いつどこで生まれたのでしょうか。また、イギリスやヨーロッパの歴史と共にどのように変化してきたのでしょうか。このセミナーでは、このテーマに沿って英語の歴史を学びます。
具体的には、過去のいくつかの民族によるイギリス支配が、その時代で、英語にどのような影響を及ぼしたかを学ぶことができます。さらに、イギリスやヨーロッパの歴史に見られる主な社会的、政治的変化と関連づけられた現在に至るまでの英語の歴史を学ぶことができます。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1.序 2.インド・ヨーロッパ語族…今使われている英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ロシア語などのルーツは「同じ1つの言語」であったという説の紹介。 3.アングロ・サクソン人来襲以前のブリテン島…ケルト人・ローマ人による支配と彼らの文化事情、および言語(ケルト語、ラテン語)の状況。 4.アングロ・サクソン人来襲…アングロ・サクソン人による攻撃、及びそれを許した理由(ローマ帝国の事情)と七王国の状況。キリスト教が英語に与えた影響。アングロ・サクソン人による残忍な攻撃とケルト人の事情。 5.古英語…アングロ・サクソン人の英語は現在のドイツ語に似ている。(英語もドイツ語も同じゲルマン語派であることの証) それを踏まえ、現代英語との違いを分析。 6.デーン人(ヴァイキング)による攻撃…ブリテン島をデーン人と2分割。アングロ・サクソン人とデーン人による二言語間のコミュニケーションと英語の変化。
また、授業の一部を利用して、「教養セミナー・ハンドブック」を使用し、レポートの書き方なども学びます。
アドバイザーとしてのメッセージ 学業、学生生活等で、何か相談があったら、オフィスアワーという時間帯がアドバイザーに設けられていますので、その時間を利用して研究室(2号館3階2314)まで来て下さい。曜日、時間帯は、下記質疑応答欄参照。 |
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評価方法 (基準等) | | 試験の成績 65点、 平常点(授業への参加度、プリント(毎回回収)など) 35点(遅刻の場合、授業1回分の点が半減します。) レポート(希望制、加点) レポート題目は、授業で扱った事項に少しでも関わっていればOKとします。(「ケルト人について」、「ローマ帝国の支配」等)教養セミナーI・IIの目標である「学問の発見」の観点から、授業を聞いて興味が湧いた事項を優先するためです。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 特に復習をしっかりしてきてください。
プリントに沿って授業を進めていきますので、返却されたプリントから、順を追ってブリテン島における民族支配の歴史と英語に与えた影響を辿っておくこと。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書(英文テキストを使用します。) Gary buck著 The History of the English Language in Simplified English 英潮社 1,300円 教養セミナーI・IIのクラス発表後、この授業を受講することになった人は、学内丸善教科書販売所にて必ず購入して下さい。1年間使用します。
教養セミナー・ハンドブック『大学で学ぶために』(無料、こちらで配布) |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 質問は下記参照。 場所 2号館3階2314 時間帯 水: 13:00〜14:00 木: 17:00〜18:00 |
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備考 | | 西洋史、イギリスの征服民族、又は、英語やヨーロッパの言語に興味のある学生の希望を期待します。座席は指定します。(くじ引き(ただし、前席希望者は配慮します。))
英和辞典持参のこと(電子辞書可)
授業中の私語や携帯電話の操作は厳禁します。 |
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更新日付 | | 2015/02/12 15:27:40 |