サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 近年、iPS細胞など生命科学に関する話題がしばしば登場する。それらは一体何が重要で何が面白いのだろう。そのような問題をすぐには答が見つからなくても、どのようなことを調べると解決の糸口が見つかるのか、皆で勉強したい。そして、近い将来判断を求められると考えられるさまざまな問題を、皆で考えてみたいと思う。(テキスト「生命科学の冒険 生殖・クローン・遺伝子・脳」使用)
文章の読み方・書き方など、今後大学で学ぶために最も基本的かつ重要な学力を身に付けるように、一緒に勉強していきたい。(テキスト「教養セミナー・ハンドブック『大学で学ぶために』使用) |
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到達目標 | | 生命科学に関するテーマを自分の頭で考えられるようになることを目指す。
日本語の文章の意味を正しく読み取り、伝えたいことが正確に文章で表現できるようになることを目指す。 |
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授業の内容・ 計画 | | テキスト「生命科学の冒険 生殖・クローン・遺伝子・脳」を用いたセミナー。 1.生命の始まりの科学———生殖 体外受精が可能になって、崩れた「原則」とは? 卵子、精子、胚を他人とやり取りしてもいいか 「出自を知る権利」をどこまで認めるか 「受精卵養子」による親子関係 だれが母親なのか?——代理出産の問題 だれが父親なのか?——死後受精の問題 生殖補助医療についての論点まとめ だれがルールを定めるのか 2.生命を複製する———クローンと再生医療 クローン技術の原理は孫悟空の分身術のよう クローン牛——おいしいお肉を大量生産するために クローン豚——臓器移植の供給源にするために クローンペットがビジネスになる日 治療薬を製造する「動物工場」とは? クローン技術を使えば、絶滅動物が再生できる? クローン人間は元の人間のコピーではない クローン人間は本当に誕生するのか など テキスト「教養セミナー・ハンドブック 第Ⅱ部『日本語表現法』」を用いた演習。 第1課 文の基本⑴ 文の書き方 その1—文体・ことば 第2課 文の基本⑵ 文の書き方 その2—わかりやすさ 第3課 文の基本⑶ 文章の構成と段落 第4課 文の基本⑷ 段落の構造—中心文と支持文 第5課 文の基本⑸ 接続表現 など
タイトルの通り、この時間は「セミナー」で講義ではありません。皆さんが発表したり意見を述べたりする時間です。ただ座って聞いているのでは意味がありません。また、極々簡単な実験も行ってみたいと思っています。 |
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評価方法 (基準等) | | セミナーですから、少なくとも半期に一度は調べてきたことなどを発表する当番が回ってきます。その発表やセミナーへの参加の度合い、提出物などで評価します。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | セミナーには教科書を必ず読んで出席すること。 当番の際には、質問されても答えられるように解らないところは調べておくこと。 「日本語表現法」あるいはこちらから配布するプリントの問題を解いて提出することもある。
興味を持ったテーマについて、関係ある本を読んでみることを奨めます。 |
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教科書・ 参考書 | | 教科書 1. 生命科学の冒険 —生殖・クローン・遺伝子・脳— 青野由利著(ちくまプリマー新書 筑摩書房) 2. 教養セミナー・ハンドブック「大学で学ぶために」(大学より配布)
プリントを配布することもある。
参考書はその都度示す。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 疑問・質問はセミナーの際に解決するようにして下さい。 相談などは研究室(4号館3階 生物学教室内)まで。 オフィスアワー:月〜木 12:40〜13:20(時間外でも在室中はできる限り対応します。) |
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備考 | | 【アドバイザーとして一言】大学は、自ら求めれば得るものは必ずありますが、求めなければ何も得られないところです。興味が持てるものを、在学中に何かひとつ是非見つけて下さい。
【留意事項】この時間はセミナーです。皆さんの出席がなければ成り立ちません。毎回、必ず出席して下さい。そして、積極的な参加を望みます。
大学は学問(勉強)をするところです。常識的な大人の振る舞いを求めます。 |
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更新日付 | | 2015/02/12 17:12:36 |