開講年度2015
科目名教養セミナーⅠ
(全)開講学科経営学科 2013年度以降入学
開講種別春学期
対象学年1年
担当者中村 綾
単位数1
曜日・時限春学期 火曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
日本文化の中の中国
科目のねらい
大学生に必要な論理的な思考とその表現方法を身に付ける。
到達目標
この授業では、ノートの取り方や文章の書き方、資料の調べ方といった大学生に必要なスタディスキルを学んでいきます。大学の授業を受ける上で必要な学習技術を身に付けられるよう指導していきますが、そのための題材とて「日本文化の中の中国」というテーマをを設けます。我々の身近な日本文化から漢字や日本語の知識を深めて文章表現のトレーニングに役立てたいと思います。
 
 テーマ「日本文化の中の中国」
私達の生活の中に根付いている様々な日本の文化、その多くはルーツを中国にたどることができます。そして、中国から日本に入ってくる過程には、いろいろと変容も生じます。この授業では、いくつかの題材を取り上げ、それが本来中国ではどのようなものであったのか、当時の日本人はそれらをどう受け入れ、日本に定着させていったのかを探っていきます。そして、授業で学んだことをどうやってノートにとるのか、自分の言葉で説明するのか、関連資料をどう収集するのか、といったトレーニングに活用していきます。
授業の内容・
計画
授業は大きく二つの柱を設けて進めていきます。一つは、文章トレーニングやその他大学の授業全般に関して必要なスキルを身に付けられるよう学びます。授業の中ではなるべく多くの本を紹介し、その文章を音読したり書き写したりしながら文章を書く力を磨いていきます。それ以外にも、ノートの取り方や図書館の活用法などを指導します。もう一つは、テーマ「日本文化の中の中国」に関する講義を聴き、その内容に関して文章にまとめたり資料調査を行ったりして日中の文化や日本語の知識を深めていきます。二つの柱を並行して進めながら、大学生に必要な論理的な思考と文章力を培うことを目指します。学期末には授業内容を踏まえた試験を行います。授業スケジュールはおおむね以下の通りに進めますが、実際の進行具合によって多少変更することもあります。

1.ガイダンス
2.漢字の話
3.漢字の話
4.ノートの取り方
5.和語と漢語
6.一休さんのとんちと中国の禅問答
7.一休さんのとんちと中国の禅問答
8.図書館の利用法
9.一休さんと役割語
10.一休さんと役割語
11.事実の文と意見の文
12.文章作成トレーニング
13.引用と要約
14.文章作成トレーニング
15.まとめ            
評価方法
(基準等)
試験70%、平常点30%(課題提出など)
授業外の学修
(予習・復習)
課題は授業時間内に作成時間を設けますが、終わらなかった際には期日までに仕上げてきて下さい。
教科書・
参考書
教養セミナーハンドブック『大学で学ぶために』(配布)
教養セミナーハンドブック『日本語表現法』(配布)
その他、プリントを用意します。
参照URL
質疑応答
研究室番号2322
オフィスアワー:月曜日12:50~13:20、火曜日14:00~15:00、水曜日12:50~13:20
備考
オフィスアワー以外でも在室時はいつでも相談に応じます。どんなことでもかまいませんので、気軽に来て下さい。 
画像
ファイル
更新日付2015/02/09 13:10:29