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科目のねらい | | 現代の日本で「宗教」というと、何か特殊なもののようにみる向きも多いであろう。しかしながら、宗教を持たない人類は、古今東西未だかつて存在しなかったのであり、宗教と疎遠な現代日本の方が、むしろ特異な状況であるといえるかもしれない。 また、自身を「無宗教である」と規定する方も多いと思う。「『無宗教』とは、宗教以外のものすべてを信じることである」という言葉があるが、どのような意味であろうか。「宗教を持つ」という人類普遍の現象を探求することにより、「無宗教」の内実も照射されるであろう。 本講義では、宗教の基礎的な知識の習得を目指すが、その知識を通じて、自分自身について振り返ってみていただきたい。 また、本学は、ご承知の通り、禅を精神的な支柱とする学校である。したがって、禅と身近になる機縁を得たのであるから、知識を習得するだけでなく、ぜひ、坐禅に親しみ、その素晴らしさを手に入れていただきたい。 *「宗教学」の授業は「建学の精神」に基づく、宗教人間教育の一環として実施される、本学独自の必修科目です。 |
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到達目標 | | 宗教現象に関する基礎的な知識、及び坐禅の基礎的な理論と技法の習得を目指す。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1. 講義概要 2. 宗教の諸類型 3. 宗教の原初形態 4. 古代宗教 5. キリスト教(1) 6. キリスト教(2) 7. キリスト教(3) 8. イスラム教(1) 9. イスラム教(2) 10. イスラム教(3) 11. 宗教と現代 12. 仏教成立の背景(1) 13. 仏教成立の背景(2) 14. 釈尊の生涯 15. まとめ |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 教科書を中心に、講義に関連した概説書を読む。 坐禅における心の使い方を日常においても試してみる。 |
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教科書・ 参考書 | | 愛知学院大学宗教研究会編「宗教と人間‐真(まこと)の生き方を求めて‐」大東出版社 2,000円 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2015/02/12 15:13:34 |