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授業の概要 (目標) | | 英語以外の外国語(この場合はフランス語)を学ぶ目的はつぎの3点にあると思います。ひとつは、言うまでもなくフランス語の習得です。第二に、世界にはさまざまな言語と多様な価値観があることを知ることです。世界の言語が英語だけではなく、アメリカ的価値観がすべてではありません。そして最後に、外国語学習の本来の目的ではありませんが、論理的に考える訓練です。大学の授業が理解できないことがあるとすれば、その主な原因のひとつは、論理的に考える能力の不足にあると思います。このように、外国語の学習は、単に当該言語を習得することだけが目的ではありませんので、フランス語学習そのものに対する関心があまりない方もがんばりましょう ! ところでこの授業は、最初歩のフランス語文法を学び、簡単な文を口に出し文字で表せるようになることをめざします。さらに、そのために必要な予備知識が十分ではない人もいるかと思いますので、「授業の内容・スケジュール」記載の予備学習を行います。 フランス語に限らず、外国語の学習は、すでに学んだことが基礎となって段階を経て進んでいきます。したがって、フランス語 I が全くあるいはほとんど理解できていない場合、I の単位が取れないだけではなく、それに続くII もほとんど理解できないことになります。I の基本を確実に理解することは、I の単位を取得するためだけではなく、II の単位取得のためにも絶対に必要となりますので、学んだことを確認するために、ときどき小テストを実施します。外国語科目のような半期1単位の科目については、90分の授業に対して45分の自学習を必要とするというのが、単位制の趣旨ですので、この小テストの実施は、単位制の実質化をはかるためでもあります。 なお、この授業は、1 年次生で春学期にフランス語 I の単位を取得できなかった人、および2年次以上でまだフランス語 I の単位を取得していない人を対象としています。語学が苦手な人や語学的センスがあまりない人に対して必要なフォローをしますので、きちんと授業に取り組んでいるにもかかわらず再び不合格になるということはありません。 |
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授業の内容・ スケジュール | | この授業では、下記教科書の7課まで進む予定です。そして「予備学習」を組み込み、以下のことがらについて学びます。
【予備学習】 1. 品詞について (下記添付ファイル参照) 2. ローマ字を読む 3. 音声と文字 4. 人称の概念 (下記添付ファイル参照)
【文法】 1. 名詞の性(男性名詞/女性名詞)と数(単数/複数)、不定冠詞(英語のa)と定冠詞(英語のthe) 2. 動詞 * の現在形、形容詞の位置(名詞と形容詞の語順)と形容詞の変化 ( * 文字の制限があって表記できないが、英語のbeにあたる動詞) 3. 動詞avoir(英語のhave)の現在形、部分冠詞(英語にはないもうひとつの冠詞)、否定の表現 4. 最も多いタイプの動詞( -er 型規則動詞)の現在形、疑問表現 5. もうひとつの規則動詞、指示形容詞、所有形容詞(英語の人称代名詞所有格にあたる語) 6. 疑問代名詞(誰/何) 7. 動詞aller (英語のgo) とvenir (英語のcome)の現在形、縮約(ある前置詞の後に定冠詞がくると...) |
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評価方法 (基準等) | | 秋学期試験 60% 小テスト 等 30% 受講態度・授業への参加度 10% |
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テキスト・ 参考文献 | | 【教科書】 中村敦子 : 『<基本+アルファ> のフランス語文法』 (駿河台出版社) 2,300 円 + 税 上記教科書を、必ず、そしてできるだけ早く購入してください。(教科書不所持の受講はお断りしま す。) |
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参照ホーム ページ | | |
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備考 | | 私から受講者のみなさんへの連絡の必要がある場合、WebCampusの伝言機能を使って連絡しますので、WebCampusの「e-mail配信サービス」(特に携帯電話)をお願いします。 |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:55 |