開講年度 | | 2014 | | 科目名 | | 論理学Ⅱ | | 開講学科 | | 現代企業学科 2008年度以降入学 | | (全)開講学科 | | 商学科 2013年度以降入学 商学科 2007-2012入学 ビジネス情報学科 経営学科 2013年度以降入学 経営学科 2007-2012年度入学 現代企業学科 2008年度以降入学 経済学科 2013年度以降入学 | | 部門 | | 教養 | | 開講種別 | | 秋学期 | | 対象学年 | | 1年 | | 担当者 | | 岩佐 宣明 | | クラス | | | | 単位数 | | 2 | | 曜日・時限 | | 秋学期 火曜日 4時限 | | キャンパス | | |
サブタイトル | | | | 授業の概要 (目標) | | 言語哲学は論理学に隣接する哲学の一分野で、しかも厳密な意味での論理学とは異なり、言語学、文化人類学、心理学といった様々な経験科学との交流も活発であるという点で、広範な問題意識へと連なる刺激的な研究領域をなしている。言語哲学は言語という現象への驚き、ある一定の空気の振動なりインクの染みが他の振動や染みにはない一定の意味をもつ、という現象への驚きから出発する。たとえば日本語話者にとって、「ぼくはサッカーが好きだ」というインクの染みには意味があるのに、「ぼくはササッサーがススッスーだ」とか「だぼく好きはがサッカー」には意味がないのはなぜだろうか。あらゆる有意味な表現をあらゆる無意味な表現から区別する、統一的な意味の理論は存在するのだろうか。この授業では、現代論理学をルーツにもつ分析哲学の議論を主に辿りながら、言語という現象の不思議さに迫ってみたい。 |
| | 授業の内容・ スケジュール | | 第1回:ガイダンス 第2回:指示の理論I(確定記述I)/[1]pp.15-21, [2]pp.13-28. 第3回:指示の理論II(確定記述II)/[1]pp.21-44, [2]pp.28-41. 第4回:指示の理論III(固有名I)/[1]pp.51-63, [2]pp.43-52. 第5回:指示の理論IV(固有名II)/[1]pp.63-96, [2]pp.52-64. 第6回:意味の理論I(伝統的な意味の理論)/[1]pp.107-122. 第7回:意味の理論II(使用説)/[1]pp.125-138, [2]pp.149-150. 第8回:意味の理論III(検証説)/[1]pp.165-181, [2]pp.65-81. 第9回:意味の理論IV(真理条件説)/[1]pp.185-208. 第10回:意味懐疑論/ [2]pp.83-101. 第11回:語用論I(意味論的語用論)/[1]pp.229-238. 第12回:語用論II(言語行為論)/[1]pp.241-258, [2]pp.139-148. 第13回:言語的相対論(サピア=ウォーフの仮説)/[2]pp.103-126. 第14回:私的言語論 /[2]pp.155-171. 第15回:まとめ |
| | 評価方法 (基準等) | | | | テキスト・ 参考文献 | | 参考文献[1]:W.G.ライカン『言語哲学―入門から中級まで』勁草書房(2005) 参考文献[2]:服部幸裕『言語哲学入門』勁草書房(2003) |
| | 参照ホーム ページ | | | | 備考 | | 研究室は2413、オフィスアワーは月曜日と水曜日の13:00~14:00です。 |
| | 画像 | | | | ファイル | | | | 更新日付 | | 2014/08/15 11:32:57 |
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