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授業の概要 (目標) | | 本講義は、主に仏教と禅の教えを中心にその歴史を概略的にたどり、その思想や信仰の一端に触れる。同時にその基本的教えの中から人間のあり方(人生観・人間観・世界観)および自然界や周囲の人々との密接な関係(縁起=共生)を学ぶ。 それらを通し、自己自身を主体的にとらえ、目的意識をしっかり持ち、社会や世界に対し、自分が果たすべき使命感や責任感を持ち、積極的な生き方を身につけることを目的とする。 |
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授業の内容・ スケジュール | | 1.仏教発生以前のインド 古代インドとバラモン教 2.釈尊の生涯 1 誕生・出家・修行・成道と種々の逸話 3. 同 上 2 初転法輪・伝道・入滅、弟子・外護者・信者たち 4.釈尊の教え 1 四法印・十二縁起と四諦八正道 5、 同 上 2 智慧と慈悲 6. 同 上 3 原始経典(「法句経」と「経集」等) 7.仏教概史 1 部派仏教と大乗仏教、教団・戒律・六度・「空」 8. 同 上 2 中国仏教と日本仏教の流れ 9.中国禅 1 「禅」の起源・標幟。禅定と「禅経」・初祖達磨 10.同 上 2 五家七宗、「黙照禅」と「看話禅」、「十牛図」 11.日本禅 1 鎌倉以前の禅と臨済禅の系譜、禅僧たち 12.同 上 2 曹洞禅の系譜と道元禅師と瑩山禅師の生涯と教え 13.インド・中国・日本の仏教と禅のまとめ 14.禅と日本文化 禅と五山文学・茶道・墨絵・能楽・建築・庭園等 15.日本人の信仰 「神道」と日本人の代表的伝統行事 |
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評価方法 (基準等) | | 春学期と同様、定期試験の論述(80%)を主にし、副次的に毎回の出欠状況・感想や意見・ノートの提出等の積極的学習意欲(20%)を総合的に考慮し評価する。なお主となる「論述」は、テーマに即した内容であることは元論、重要語句をきちんと網羅し、論理的にまとまり、複数の参考書を用い、また何よりも自分の理解を反映したオリジナルな文章であることが大事である。 |
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テキスト・ 参考文献 | | <テキスト>『宗教と人間(第二版)』 愛知学院大学宗教研究会編 大東出版 社、2005年、1000円 <参考文献>松尾剛次著『仏教入門』岩波ジュニア新書322、2001年、780円、 村上重良著『日本の宗教』岩波ジュニア新書27、1981年、530円。 他多数、授業中に随時提示する。 |
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参照ホーム ページ | | |
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備考 | | 春学期と同様、授業時の私語や携帯電話操作は厳禁とする。質問等があれば、授業中は勿論、オフイスアワーの時間帯(水9:30~11:00・15:20~16:30、木9:30~11:00,金9:30~30~11:00)に研究室(日進2421)へおいでください。参考書の貸し出しを含む諸種の指導・助言をいたします。 |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:50 |