開講年度2014
科目名教育方法論
開講学科法律学科 2013年度以降入学
(全)開講学科宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
国際文化学科 2007-2010年度入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
グローバル英語学科 2007-2010年度入学
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
健康科学科 2013-2014年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
健康栄養学科 2008-2011年度入学
部門資格  
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者牧野 薫
クラス
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
教育実践の学としての教育方法
授業の概要
(目標)
 教育方法を学ぶというと、普通、学校で教師が児童・生徒に「どのように教えるか」について学ぶことと思いがちです。私たちは小学校に入学してからずっと、学校において「教育」に慣れ親しんできたため、「どのように教えるか」という問題についてもわかりきった、非常に単純なことのように考えています。しかし、実際に教室という場で自分自身が児童・生徒に教えることを思いえがくと、ことはそれほど単純ではありません。まず、教えるとはどういう営みであるのかという、根源的なことがらが問われてくることになります。教室という場においては、教えることは教師から児童・生徒への一方通行であることは許されません。授業は、教室という同一の場を共有する教師と子どもたちとの間で成立する、複雑でダイナミックなコミュニケーションの過程です。すなわち教育方法は、教師が「どのように教えるか」ではなく、教室という現場で教師と子どもとがともに、どのような学びを、どのようにつくっていくのかを探究するものであると言えます。これは、教師は子どもに学ぶことでこそ、初めて教師たり得るということでもあります。この授業では、そのような教師と子どもとの間のダイナミックなコミュニケーション過程について、多面的に探究していきます。
授業の内容・
スケジュール
〈第1回〉introduction
〈第2回〉教えることと学ぶこととのずれ(1):自分自身の経験を振り返って
〈第3回〉教えることと学ぶこととのずれ(2):ひとつの実践記録から
〈第4回〉ずれの教育学的意義
〈第5回〉教えるという行為の意味(1):伝達と変容
〈第6回〉教えるという行為の意味(2):大村はまの作文指導の事例から
〈第7回〉「内面に育つもの」とは?
〈第8回〉隠れたカリキュラム
〈第9回〉熟練教師と初任教師
〈第10回〉大村はまに見る「教える」技術
〈第11回〉教えない教師
〈第12回〉専門職としての教師
〈第13回〉教材研究と教師のアイデンティティ
〈第14回〉学習指導要領について
〈第15回〉まとめ
評価方法
(基準等)
定期試験+平常点
テキスト・
参考文献
@テキスト
 大村はま『新編 教えるということ』ちくま学芸文庫、1996年
@参考文献
 随時紹介
参照ホーム
ページ
備考
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:50