開講年度2014
科目名男女共生社会論/ジェンダー論
開講学科国際文化学科 2013-2014年度入学
(全)開講学科宗教文化学科 2013年度入学
歴史学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
部門資格  
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者岩田 和男
クラス
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
なぜ男女共生社会という考え方が必要になったのかが理解できるようになる
授業の概要
(目標)
 ジェンダー論が科目名変更になって生まれた授業です。したがって、大きな枠組みはジェンダー論から変わりませんが、「男女共生」が言われるようになった歴史的経緯を、以前の授業よりはずっと明確に意識した授業となることは間違いがありません。
 そういうわけなので、フェミニズム→ジェンダー論という、女性たちが社会的性差を告発してきた歴史を扱う、のは今までどおりです。日本史のなかで日本女性がどういう立場であったかも触れないわけにはいかないと思っています。そのうえで、「男女共生」が如何に新しい概念であるか、それを理解するにあたって多くの日本人(特に男性)が戸惑っている様を、(意外な取り合わせと思うかも知れませんが)日韓関係、それも特に21世紀に入ってからの日韓関係と重ね合わせながら考えてみることにしましょう。
 こう授業を組み立てることで、ジェンダー・バイアスあるいは「男女共生」という理念をはばんでいるもの、すなわち、「イデオロギー」という空気のような無意識の感覚を浮き彫りにしてみたいと思います。そうすることで、私たちがいかにイデオロギーに縛られて生きているかをみなさんが理解できるようになれば、そんな嬉しいことはありません。
授業の内容・
スケジュール
第1講:講義の視野と視点、人権論としてのフェミニズムまで
第2~4講:ウーマンリブというフェミニズムからジェンダー論へ
第5~6講:日本女性の社会進出はなぜ進まない?
第7~9講:原因は日本史にあり
第10~14講:「男女共生」という概念の新しさを日韓問題から考える
第15講:まとめ「イデオロギーという厄介なもの」
評価方法
(基準等)
定期試験(40%)、レポート(20%)、コメントペーパー(40%)
比率変更あり
テキスト・
参考文献
なし
参照ホーム
ページ
備考
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:56