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授業の概要 (目標) | | 政策規範論とは政策が踏まえるべき政策規範、すなわち価値基準を探求する学問です。本授業では重要な政策規範である功利主義、自由主義(現代的自由主義)、リバタリアニズム(自由尊重主義)、共同体主義を中心に学びます。この授業ではこうした政策規範そのものを身につけることにとどまらず、政策規範及びそれに基づく政策について自分なりの意見を持つことを目指します。なお、この授業では政策規範を学ぶために数多くの具体例と思考実験を提示しますので、出席者には自分で問題を考えようという主体的かつ積極的な姿勢が求められます。この授業に出席することによって、批判的思考力が鍛えられ、国会やメディアで議論されていることの理解がきっと深まるでしょう。また、いずれ社会人として生きていく上で、政策規範を学ぶことは自分の人生を豊かにすることにも役立ちます。 |
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授業の内容・ スケジュール | | この授業は現時点では以下のように進む予定です。 1.イントロダクション 2. 規範を学ぶとはどのようなことか 3. 功利主義――ベンサム 4. 功利主義――ジョン・スチュアート・ミル 5. 功利主義――その後の功利主義の展開 6. 自由主義(現代的自由主義)――ロールズの功利主義批判 7. 自由主義(現代的自由主義)――ロールズの社会契約論 8. 自由主義(現代的自由主義)――平等を考える 9. リバタリアニズム(自由尊重主義)――ロックの私的所有権論 10. リバタリアニズム(自由尊重主義)――ノージックの最小国家 11. リバタリアニズム(自由尊重主義)――「私」は私のものか 12. 共同体主義――「私」とは何者か 13. 共同体主義――正と善 14. 共同体主義――連帯感を考える 15. まとめ |
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評価方法 (基準等) | | 学期末の定期試験(100点満点)などによって評価します。 |
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テキスト・ 参考文献 | | テキストは用いません。代わりに空欄を設けたレジュメをほぼ毎回配布します。どこに何を埋めるのかは指示するのでしっかりと集中して授業に臨むこと。空欄を埋めたレジュメはそのテーマのテキストとなるでしょう。また、レジュメでは参考文献を多数紹介するので、図書館等で実際に手に取って読むことを強く勧めます。 |
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参照ホーム ページ | | |
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備考 | | 授業中の私語は他の学生の受講の妨げとなるので厳禁します。場合によっては退出を命じることもあります。 |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:50 |