開講年度2014
科目名政治学基礎
開講学科総合政策学科 2008-2012年度入学
(全)開講学科総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
部門専門  
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者北住 炯一
クラス
単位数2
曜日・時限秋学期 金曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
 現代政治を理解する基礎知識と考え方を学ぶ
授業の概要
(目標)
 現代政治を見る眼を養う目的で、政治に関する7つのテーマを設け、それぞれ2~3回ずつ講義をします。講義では、まずテーマに関わる内外の現実政治の動きを把握した上で、歴史的視点を踏まえながら基礎的な概念と政治の特質を明らかにします。パワーポイントを用い、教材として新聞記事やVTRをできるだけ使用します。
 講義を通じて、受講生は次の目標が達成されます。
(1)現代政治の主要な動向がわかります。
(2)政治を理解するうえでの基礎知識が得られます。
(3)政治を見るための視点や考え方が学べます。
(4)政治への関心が喚起されます。
授業の内容・
スケジュール
①市民と政治参加―間接民主主義、直接民主主義、代表制民主主義、市民参加、社会運
   動、国民投票、住民投票、街頭民主主義、熟議民主主義
②統治構造―政治主導、官僚主導、議院内閣制、大統領制、半大統領制、ウェスト     ミンスター型統治構造、コンセンサス型統治構造
③政党と選挙―マニフェスト、政党の役割、政党の類型、55年体制、一党優位体制、   選挙制度と投票行動
④福祉国家―貧困と格差、福祉国家概念、福祉国家の類型、福祉国家の歴史、社会保障
   制度、ライフコースの変容と社会保障の危機・再編
⑤集権と分権―地方自治の概念、地方自治の歴史、地方分権改革、二元代表制、地方議   会の改革、連邦国家と単一国家
⑥独裁と民主化―政治体制、全体主義、社会主義、ファシズム、権威主義、イスラーム
   体制、民主化、アジアの民主化、アラブの民主化、自由化と参加
⑦フェミニズムと政治―女性と政治・社会参加、フェミニズムの波、性別役割分業の形   成と高度経済成長、ポジティブアクションとクォータ制
評価方法
(基準等)
 各テーマに関する2回の講義が終了後、講義コメント・ペーパーの提出を求めます。コメント・ペーパーの記載事項は、①講義の要点、②認識を新たにしたこと、疑問、質問、③講義担当者が指示する課題に関する自分の見解です。
 定期試験とコメント・ペーパーについて、前者は60%、後者は40%を一応の目安としながら総合的に成績を評価します。参考までに出席を取ることもあります。
テキスト・
参考文献
 講義要点と参考文献を記載したレジュメを毎回配布します。
 授業前には講義事項に関して調べ、講義後はコメントペーパーを書いてください。
参照ホーム
ページ
備考
 研究室:12号館606
 オフィスアワー:水曜12:45~13:30 事前にメールで予約してください。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:58