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授業の概要 (目標) | | この演習では、会社法の重要判例をあつかい、商事法分野の考え方に慣れ、さらなるステップアップを目指します。講義で会社法や商事法系の科目をすでに履修したことがある、あるいは並行して受講している人もいるでしょう。講義の中では、深く立ち入ることのできなかった事例や、ぜひとも知っておいてほしい事例を選び出して、理解を深めてほしいと思います。自分の力で、何がその紛争の原因となっているのか、その紛争を解決するためにどのような理論やノウハウが蓄積されてきたのかを、発見してもらわなければなりません。 ビジネスに興味・関心のある人は、会社法の講義だけではなかなか触れられない、ダイナミックな部分について考察することにより、商事法の奥深さ・おもしろさをぜひ感じてほしいと思います。 |
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授業の内容・ スケジュール | | 最初の数回で、今後、報告をしていくにあたって必要な資料・文献の検索方法や読み方などについて簡単に確認を行います。その後は、各自に、興味のあるテーマを選択し、それについて報告を行ってもらいます。報告者以外も、報告者の報告に対して、質問をしたり、議論に参加したりしなければなりません。すべての参加者は、予習をして臨むことが要求されます。誰かに任せきりにせず、自ら主体的に議論をして、商事法分野の知識を深めたい人の参加を期待します。 具体的なテーマは、参加者との相談により決定することとしますが、最低2回の報告を担当してもらうことになります。また、しっかりとしたレジュメを作成してもらうことが要求されますが、報告後も報告担当テーマについて、不足分や質疑の内容を補充してまとめたものを提出してもらいます。
1~5. ガイダンスと確認 図書館・データベース検索の使い方
6~15.報告(テーマおよび担当については、参加者の希望により選択する) <参考:昨年度の主なテーマ> 議決権行使と利益供与、譲渡制限違反の株式譲渡の効力、自己株式の違法 取得、株式投資単位の変更 など |
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評価方法 (基準等) | | 演習科目のため、試験による成績評価は行いません。 成績評価は、授業への意欲(報告および発言などの授業態度:70%)・課題の内容および提出状況(30%)で評価します。ただし、正当な理由なく3分の1をこえる欠席が見られる場合には、単位を認定しません。 |
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テキスト・ 参考文献 | | 六法は、最新版を必ず持参するようにしてください。 テキストは特に指定しませんが、各自の使いやすい基本書なり入門書を手元に用意し、該当箇所に目を通しておいてください。 その他の必要な資料類は、適宜、配布します。 なお参考書として、以下のものをあげておきます。これは、会社法Ⅰのテキストに指定しているものですので、会社法Ⅰの受講者は改めて購入する必要はありません。 参考書:伊藤靖史ほか『リーガルクエスト 会社法〔第2版〕』(有斐閣 2011年3月 2,940円)【325.2/01216】 |
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備考 | | 全体を通じて、「書く力」を身につけることに重点を置いています。 理解を助けるためには、春学期に、会社法Ⅰ・Aまたは企業組織の運営と法を履修済みであること、秋学期に、会社法Ⅰ・Bまたは企業組織の資金調達と法を並行して履修していることが望ましいでしょう。 当たり前のことですが、私語や携帯電話の操作などは厳禁です。 質問等のある方は、研究室を訪ねてください(研究室:6517、オフィスアワー:木曜3限)。 |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:56 |