開講年度2014
科目名基礎演習Ⅱ
開講学科法律学科 2007-2012年度入学
(全)開講学科法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
部門専門  
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者鈴木 慎太郎
クラス
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
法律専門家はどのように具体的な事件を処理するのか?
授業の概要
(目標)
この演習の目標は、1年半の間で習得した法学の知識とスキルに磨きをかけるために、法律専門家の思考法・調査スキルを学ぶことです。まず、テキストを用いて、法律専門家が具体的な法的問題をどのように処理していくのか、そのプロセスを学びます。その後、具体的な事例を用いて模擬裁判を行い、法律専門家の作業プロセスを追体験します。あわせて、法情報調査や法的議論の組み立て方、報告の仕方などのトレーニングを行います。
授業の内容・
スケジュール
1 ガイダンス:本演習のねらいの説明とグループ分け。レジュメの作り方と発表の仕方の説明。
2 法律専門家の作業(1): 全体の流れ 
3 法律専門家の作業(2): 事実の整理と分析
4 法律専門家の作業(3): 法情報調査の原則 
5 法律専門家の作業(4): 議論の構築
6 法律専門家の作業(5): 具体的事件処理から理論的考察へ
7 法学教育・法学研究・法実務のネットワーク化
8 実習(1): 具体的な事件の法的分析
9 実習(2): 原告側の主張の検討
10 実習(3): 被告側の主張の検討
11 実習(4): 争点整理
12 実習(5): 模擬裁判(1)
13 実習(6): 模擬裁判(2)
14 法律専門家の作業・再論: 「模擬裁判」のレビュー
15 まとめ
評価方法
(基準等)
演習への出席と参加態度、課題の達成度を総合的に考慮して成績評価します。
テキスト・
参考文献
加賀山茂・松浦好治編『法情報学-ネットワーク時代の法学入門〔第2版補訂版〕』(有斐閣、2006年)3570円 321/0505
※上記のテキストは、この演習に不可欠のものですので、必ず購入してください。
参照ホーム
ページ
備考
この演習では、原則として、6人単位のグループで課題に取り組んでもらいます。課題によっては、演習時間外に、グループ単位で、学生のみによる「サブゼミ」を開くことも必要になります。グループでの協力を惜しまず、積極的に課題に取り組む意欲のある学生の受講を強く希望します。

演習や課題に関する質問・コメント・相談は大いに歓迎します。演習の前後やオフィスアワーを利用してください。オフィスアワーについての詳細は、初回の演習時にお知らせします。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:57