開講年度2014
科目名監査論Ⅱ/会計監査論
開講学科商学科 2007-2012入学
(全)開講学科商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
部門専門  
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者吉田 洋
クラス
単位数2
曜日・時限秋学期 月曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
会計監査実務
授業の概要
(目標)
監査とは信頼性を付与する行為である。企業の監査には、内部の経営者のための内部監査と、外部の投資家や利害関係者のための外部監査がある。近代企業の監査要請はこのように二つの側面を持つと考えられるために、監査論も内部監査論と財務諸表の監査を中心とした会計監査とが研究されている。この講義では、監査論Ⅰの内容をさらに掘り下げて、具体的な監査実務を念頭に置いて講義する。監査論Ⅰを受講していない学生でも支障のないように配慮する。企業が関わった事件、ケースも取り上げて、理解を深める。
企業社会における会計監査の役割を理解できるようになること。不正な財務報告(粉飾決算)撲滅のための社会的取り組みを理解させること。
公認会計士試験受験希望者は、短答式・論文式試験の基礎的な思考・判断能力の基礎を提供する。
組織内の行為は監査の対象であることを理解させ、絶対に不正行為を行わないなどの健全な就業観・職業感を養う。  
授業の内容・
スケジュール
毎回の授業計画にそって予習・復習をすること。監査に関する新聞記事に目を通して、現実の監査問題に関心を持ってほしい。 
第1回 三様監査と会計監査の役割
第2回 公認会計士、監査法人の業務
第3回 監査手続、監査要点
第4回 監査証拠
第5回 監査計画
第6回 内部統制
第7回 リスクアプローチ
第8回 監査報告書 ゴーイングコンサーン
第9回 四半期報告書と四半期レビュー
第10回 内部統制監査報告書
第11回 不正対応基準
第12回 コンピュータ支援技法
第13回 監査サンプリングの基礎
第14回 ITへの対応
第15回 情報システム監査
評価方法
(基準等)
小テスト(20%)、筆記試験(80%)により総合的に評価する。
テキスト・
参考文献
テキスト:『まなびの入門監査論』(盛田良久ほか、中央経済社)2,400円(税別)(監査論Ⅰと同じ)
参考書:吉田洋『情報システム監査』(税務経理協会)
会計法規集など講義中適宜紹介する また、テキストで不足している部分はプリントや資料を配布する)
参照ホーム
ページ
1.日本公認会計士協会監査の職業専門家団体
2.企業会計審議会監査基準
3.公認会計士•監査審査会公認会計士試験
備考
簿記や会計の知識があることが望ましい。 
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:50