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授業の概要 (目標) | | 【授業の目標】 本講義は、企業におけるヒトの管理(人的資源管理または人材マネジメント)の基礎を知り、企業内教育の実践と展開について理解することを目的としています。 「企業は人なり」とよく言われます。企業その他で働く人はみな、それぞれの潜在能力を保有している存在です。しかし、企業その他の組織で働くうえでは、それら能力が職務に活かされるようにならなければ、潜在能力はそのまま埋もれ、「やればできる」状態でしかありません。 そこで、企業は教育・研修、自己啓発といったやり方をつうじて、企業で働く人びとの潜在能力の顕在化を促し、それを顕在的な力として職務に活かせるような施策を展開するわけです。 企業内教育論においては、企業における経営管理なかでもヒトの管理(人的資源管理または人材マネジメント)の基礎を説明し、そのうえで企業内教育に係る理論およびその展開について解説していきます。 公務員および社会教育主事資格取得にトライし、社会教育や生涯教育の場面において活躍することのみならず、卒業後、ビジネスの場面で働くというキャリアも念頭に、人材マネジメントおよび企業内教育についてのイメージをつかんでもらえるように講義を構成します。なお、講義順序や内容は、進度に応じて変更されることがあります。 |
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授業の内容・ スケジュール | | 1.経営学と人的資源管理:経営学に占める人的資源管理の位置づけ 2.経営管理と人的資源管理の基礎(1):組織の捉え方 3.経営管理と人的資源管理の基礎(2):戦略の捉え方 4.経営管理と人的資源管理の基礎(3):組織とヒトの捉え方 5.企業内教育の現況(1) 6.企業内教育の現況(2) 7.職場のなかでの教育・訓練:OJT(On the Job Training)の概要 8.職場の外での教育・訓練:Off-JT(Off the Job Training)の概要 9.自発性を活かした教育・訓練:企業における自己啓発支援(援助) 10.企業内教育をめぐる動向(テーマ解説1) 11.企業内教育をめぐる動向(テーマ解説2) 12.企業内教育をめぐる動向(テーマ解説3) 13.経験学習と企業内教育:経験をつうじた学習、熟練の形成等からみた展開 14.先進企業の企業内教育(ケーススタディ) 15.企業内教育の課題と今後の方向性(従業員自律・企業支援型、求められる自己責任と自助努力) |
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評価方法 (基準等) | | 【評価方法】定期試験:65%、授業参画度:35% * 然るべき理由無く、出席が3分の2に達しない学生(5回以上授業を欠席した者)は単位認定の対象外となります。
【時間外の学習について】配布資料がある場合には事前に目を通す予習、講義後は学習内容を整理する復習を行うこと。 |
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テキスト・ 参考文献 | | 【テキスト】特定の教科書は使用しませんが、必要がある場合には適宜指示いたします。
【参考文献】守島基博著『人材マネジメント入門』日経文庫,2004年。 守島基博著『人材の複雑方程式』日経プレミアシリーズ,2010年。 |
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備考 | | * 経営学や労務管理、人的資源管理といった分野について、予備知識がない状態でもキャッチアップできるように、可能なかぎり平易に解説を行う予定です。
* 不明な点や疑問に思ったところは、講義時間のなかで解決するという気持ちで臨み、積極的な姿勢で講義に参加することを期待します。 |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:57 |