開講年度2014
科目名日本語学Ⅱ
開講学科日本文化学科 2004-2012年度入学
(全)開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
部門専門  
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者三木 理
クラス
単位数2
曜日・時限秋学期 火曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
形態論と意味論
授業の概要
(目標)
 日本語を対象に、ことばの仕組みを学びます。それと同時に、ことばの分析法を学びます。「日本語学Ⅰ」で学習したことを基礎として、さらに一歩踏み込んで考えていくつもりです。その意味では、「日本語学Ⅰ」を受講しておく方が望ましいといえるでしょう。ですが、確認のために「日本語学Ⅰ」での説明を再度行うこともありますし、不足している部分を自分で補おうとする意欲があれば、大きな問題にはならないでしょう。
 ことばの研究に関しては様々な分野がありますが、この授業では主として形態論(単語に関する話)や意味論(文字通り意味に関する話)に関わりのある話題を採り上げ、進めていく予定です。「日本語学Ⅰ」同様、普段漠然と触れている日本語を見直し、客観的に捉え考える機会にしてもらえれば、さらに日本語(あるいはもっと広く、ことば)のおもしろさや、考えることの楽しさを実感してもらえれば、と思います。
授業の内容・
スケジュール
1. 授業の進め方と諸注意
2. 形態論-単語の捉え方
3. 形態論-形態素1
4. 形態論-形態素2
5. 形態論-語構成1
6. 形態論-語構成2
7. 形態論-語構成3
8. ここまでのまとめ
9. 意味論-意味の意味
10. 意味論-語レベルでの意味1
11. 意味論-語レベルでの意味2
12. 意味論-句・文レベルでの意味1
13. 意味論-句・文レベルでの意味2
14. 意味論-句・文レベルでの意味3
15. ここまでのまとめ
毎回、授業中に課題を出す予定です。内容は、講義内容にかかわる問題やクイズ、前回の講義内容の確認など、様々です。
評価方法
(基準等)
定期試験50%、授業参加度25%、提出物(課題)の内容25%
テキスト・
参考文献
<テキスト>
特になし。毎回プリントを配布します。
<参考文献>
沖森卓也編著2010『日本語ライブラリー日本語概説』朝倉書店
加藤彰彦他編1989『日本語概説』おうふう
佐久間淳一2007『はじめてみよう言語学』研究社
中山緑朗他編2009『みんなの日本語辞典』明治書院
森田良行1989『基礎日本語辞典』角川書店 など
他、授業中に適宜紹介します。
参照ホーム
ページ
備考
授業中の私語は厳禁します。私語は講師ならびに受講者に対する重大な妨害行為です。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:56