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授業の概要 (目標) | | 南アジア学上級編として、人類への貢献によって、否そのカリスマ性故人類の指導者として不滅となった、20世紀最大の偉人M・K・ガンディーを取り上げる。ガンディーの人類に残した「非暴力・不服従」は、理念として深遠であるばかりでなく、現実の実践運動形態としても普遍であることを示した。それは人類の宿業(しゅくごう)である「争い」を克服していくための希望である。 今学期は、彼の運動・サッティアーグラハ(=真理を実現するための運動)について、彼の言う「真理」とは何であるか?その理念として柱になる「不殺生」「禁欲」「糸車」の解説から始める。彼の思想運動体は、ガンディー主義者、社会改革家に継承され、さらにサルボーダヤ運動として環境問題、差別問題、貧困問題等さまざまな社会問題にコミットしていくことになった。 受講生の動向(=人数、本講春学期受講の有無、地域文化研究V受講の有無)に合わせて、最初の数回の内容を変更することがある。 |
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授業の内容・ スケジュール | | ①思想運動としてのサッティヤーグラハ― その理念 ②思想としてのアヒンサー ③実践としての無抵抗・不服従 ④思想としてのブラフマチャリヤ ⑤実践としての断食 ⑥思想としてのチャルカー ⑦実践としてのカディー生産 ⑧サッティヤーグラハの理念・思想・実践― まとめ ⑨ガンディーと不可触民問題 ⑩ガンディーとコミューナル問題 ⑪思想運動の継承(ガンディー主義者、サルヴォーダヤ運動家) ⑫環境問題(チプコ運動他) ⑬差別問題(不可触民制廃絶、女性地位向上他) ⑭貧困問題(生活向上運動他) ⑮まとめ |
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評価方法 (基準等) | | |
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テキスト・ 参考文献 | | (参考文献) 『マハートマ・ガンディーの人格と思想』(創文社) |
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参照ホーム ページ | | |
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備考 | | オフィスアワー<研究室 3536室> <月> 2~4限を除く終日 <水> 昼休み~3限を除く終日 <木> 2~4限を除く終日 |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:55 |