開講年度2014
科目名アジアの思想と文化b/比較思想論b
開講学科国際文化学科 2013-2014年度入学
(全)開講学科国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
国際文化学科 2007-2010年度入学
部門専門  
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者平野 克典
クラス
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
インド文学概説
授業の概要
(目標)
 本講義では、アジアの思想と文化を文学に焦点を合わせ解説する。取り上げる文学はアジア諸国の文学に影響を及ぼしたインドの文学である。宗教聖典、神話、叙事詩、純文学、宗教文学などの各ジャンルから代表的な作品を選択して解説していく。
 授業では、単に文学作品のあらすじを追うのではなく、作品の生成に関わる文化的、歴史的なコンテクストを視野に入れた内容理解をめざす。さらに、インドの文学を通して文学の基層となるインド人の思惟方法の特質を考察する。その考察は同時にアジアの思想と文化の一基層の理解へとつながる。
授業の内容・
スケジュール
1.講義の概要説明と参考文献表の配付
2.ヴェーダの文学(1)自然神讃歌
3.ヴェーダの文学(2)創造神讃歌
4.ヴェーダの文学(3)根源的原理の探求
5.『アタルヴァ・ヴェーダ』の呪文
6.叙事詩(1)『ラーマーヤナ』(『ラーマ王行伝』)
7.叙事詩(2)『マハーバーラタ』(『偉大なバラタ族の物語』)
8.『マハーバーラタ』の挿話
9.『バガヴァッド・ギーター』(『神の歌』)
10.カーリダーサの美文体作品
11.ジャータカ物語:釈尊の前生物語
12.仏伝文学
13.インドの修辞学
14.近現代インドの文芸
15.まとめ 定期試験を行う
評価方法
(基準等)
授業への参加状況(小テストと授業態度)30%と定期試験70%
テキスト・
参考文献
参考文献:ルイ・ルヌー著、渡辺重朗(訳)、『インドの文学』文庫クセジュ、白水社。
その他の参考文献に関しては、初回に文献表を配付する。
参照ホーム
ページ
備考
授業中の私語と携帯電話操作と不必要な入退室は禁止します。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:49