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授業の概要 (目標) | | 自然地理学は、地理学のうち人文地理学に対する科学であり、さらに地形学、気候学、生物地理学、土壌学、水文学その他に分けられる。それぞれ独自の発達を遂げたが、自然地理学が他の科学との重要な差異は、どこまでも人間生活の自然的基礎として両者を密接に関連させながら考察するところにあり、単なる自然現象としての究明に留まらないところにある。 そこで、自然地理学を理解しやすいように資料集を作成したので、これをもとに平易で見やすい写真やVTRの資料を利用し各項目を解説してゆきたい。これらのことにより、自然地理学の捉え方を知り、実生活や教育で役立つ内容となるよう授業を展開したい。自然地理学IIでは、気候・植生・土壌・水文を中心に講義する。 |
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授業の内容・ スケジュール | | 自然地理学Ⅱでは、気候・植生・土壌・水文に焦点を当て、ケッペンの気候区分、大気の大循環、世界の植生・土壌、水の循環などを把握する。
1.気候の原理 2.ケッペン気候区 3.大気の大循環 4.恒常風・季節風・局地風 5.日本の気候 6.世界の植生 7.植生比較 8.日本の植生 9.ヨーロッパの植生 10.土壌の生成 11.世界の土壌 12. 水の循環 13.地下水・河川水 14.湖沼水 15.海洋水 |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験の筆記試験90%、授業中の態度10%として評価する。2/3以上の出席を前提とする。 |
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テキスト・ 参考文献 | | 〈テキスト〉 山野明男編『自然地理学の基礎』あるむ刊 2009年 500円 (成文堂) 〈参考書〉 杉谷・平井・松本著『風景のなかの自然地理』古今書院刊 1993年 2,500円 大山・大矢著『大学テキスト 自然地理学 上・下巻』古今書院刊 2004年各2,500円 高橋・小泉編著『自然地理学概論』朝倉書店刊 2008年 3,300円 |
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参照ホーム ページ | | |
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備考 | | 指定のテキストの他に、中学または高校で使用した地図帳を持参してほしい。各項目について事前に予習していただくと理解しやすい。 履修生が良い環境で受講できるよう教室のルールは厳しくしている。講義についての相談や質問は山野明男研究室(2514)へ。 |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:55 |