開講年度2014
科目名英語Ⅱb EB
開講学科歴史学科 2013-2014年度入学
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
部門教養  
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者近藤 浩
クラスEB
単位数1
曜日・時限秋学期 木曜日 2時限
キャンパス


サブタイトル
英文を読み、理解する能力の向上を目指す。
授業の概要
(目標)
 このクラスは基礎コースになります。「平易な英語の文章であれば、自分の力で正確に解釈できるようになる」ことを目標にします。解釈には英文法を重視しますが、特に次の項目はしっかりとマスターしてほしいと思います。
(1)基本文型(主語、動詞を中心とした英文の形を見抜けるようになる。)
(2)時制(現在、過去、未来時制、そして進行形、完了形を理解する。)
(3)受動態(「~される」という受け身の形を理解する。)
上の3つは、英文法における基本中の基本ですが、英文の形(英文の骨組み)を把握するのにとても大切になります。形が理解できれば、単語と単語の関係も見えてきて、「きちんとつながった日本語訳」もできるようになります。英語は日本語とは異なる言語ですから、英語特有の形を身につけるのは一朝一夕には行きません。でも、あきらめずに地道な練習を積み重ねていけば、英語力は確実に伸びていきます。
授業の内容・
スケジュール
 教科書は16章から成ります。授業では本文の学習に重点を置き、2回で1章をこなす予定です。
 教科書の本文は読みやすく書かれていて、英語を基本から学びたい皆さんに向いています。この本文を正確に解釈し、理解できたその英文を音読と筆記練習によって自分のものにしていきます。
 英文解釈の要は文型の理解にあります。文型を決めるのは動詞です。どんな動詞を用いるかによって、作れる文型は決まります。たとえばmakeという動詞はSVO、SVOO、SVOCという文型の英文を作れます。動詞の次にどんな語があるか、どんな品詞があるかを見て、辞書でその動詞の使い方を調べてみれば、その英文がどんな文型であり、どう解釈すれば良いかがわかります。
 詳しくは授業で(繰り返し)説明しますが、目的語(O)になれるのは名詞(及びその仲間)です。また補語(C)になれるのは名詞と形容詞(及びその仲間)です。次の英文を見てください。The news made us happy.動詞はmadeで、makeの過去形ですね。makeの後には代名詞のusがあって、その後にhappyという形容詞があります。すると、この英文はSVOCという文型ではないのかな、と検討をつけて、辞書でmakeを引くのです。例えば大修館の『GENIUS英和辞典(第4版)』を引くと、「9[SVOC]a)〈人・物・事が〉O〈人・物・事〉をCにする《♦作為動詞;Cは名詞・形容詞・過去分詞》」と書いてあります。「あ、これだな」と皆さんは思うはずです。では、さっきの英文は「The newsがusをhappyにした」と解釈すれば良いことになりますね。皆さんには、この作業が自分でできるになってもらいます。
 理解できた英文は、自分のものにするべきです。音読したり書いたりして、自分の中にしみ込ませてください。蓄積された英文は英作文と英会話にも役立つことを保証します。
評価方法
(基準等)
平常点(授業態度,提出物など)40点+定期試験60点=100点で評価します。
欠席・遅刻・授業中に受けた私語等に対する注意は、減点の対象となります。
テキスト・
参考文献
【教科書】Enjoyable Reading ― 100 Key Sentence Patterns(読んで身につく基本文形) 著者:Joan McConnell,武田修一 出版社:成美堂 (春学期と同じ教科書です。)
参照ホーム
ページ
備考
授業では座席を指定します。
英和辞典を持ってきてください。電子辞書も可とします。
研究室は2215(2号館2階)です。オフィスアワーについては、最初の授業でお知らせします。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:55