開講年度2014
科目名産業と科学Ⅰ/総合科目Ⅵ-Ⅰ
開講学科宗教文化学科 2013年度入学
(全)開講学科宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
国際文化学科 2007-2010年度入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
グローバル英語学科 2007-2010年度入学
経営学科 2007-2012年度入学
現代企業学科 2008年度以降入学
法律学科 2013年度以降入学
法律学科 2007-2012年度入学
現代社会法学科 2013年度以降入学
現代社会法学科 2007-2012年度入学
総合政策学科 2013年度以降入学
総合政策学科 2008-2012年度入学
心理学科 2013年度以降入学
心理学科 2010-2012年度入学
健康科学科 2013-2014年度入学
健康科学科 2010-2012年度入学
健康栄養学科 2013年度以降入学
健康栄養学科 2012年度入学
健康栄養学科 2008-2011年度入学
心理学科 2004-2009年度入学
部門教養  
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者遠藤 哲也
岩佐 宣明
菅 さやか
クラス
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
ボールペンの科学
授業の概要
(目標)
 この授業は「ボールペン」を中心に展開する学問横断型リレー講義です。私たちが普段、何気なく使っているボールペンですが、ボールペンをネタにして何か話をするように言われたら、皆さんは何を思い浮かべますか。私たち教員はボールペンについて、それぞれ違ったことを考えました。例えば、インクには油性・水性・ゲルがあるのはよく知られていますが、実は「DNAインク」というものが存在します。講義は、一見すると無関係に見えるボールペンとDNAの話からスタートします。「なめらかな書き心地」というキャッチコピーは、ボールペンの宣伝でよく使われますが、書き心地とは一体何なのでしょう。「使いやすい・書きやすい」ボールペンは誰でも同じものなのでしょうか。そもそも皆さんは「ボールペンとは何か?」という問に答えられますか。インクが切れて使えないボールペンは、ボールペンと呼べるでしょうか。
 このように自然科学・人文科学・社会科学といった様々な角度からボールペンを見つめたときに、その向こう側に見えることは、多種多様です。同時に逆の見方をすれば、その多様な学問はボールペンというものによって融合させることが可能である、ということができるかもしれません。この講義ではボールペンを話のネタに、学問の多様性と融合の可能性について、皆さんに伝えていけたらと思っています。ボールペンをめぐる知的冒険を、一緒に楽しみましょう。
授業の内容・
スケジュール
この授業では、生物学(遠藤)、心理学(菅)、哲学(岩佐)と専門が全く異なる3名の教員が、それぞれ得意とする切り口からボールペンについて講義します。
 授業のスケジュールは以下の通りです。
第1回 イントロダクション(全担当教員)
第2回 顕微鏡で見るボールペン(遠藤)
第3回 ボールペンの付加価値としてのDNAインク(遠藤)
第4回 DNAインクはDNAのもつ個人差を利用する (遠藤)
第5回 DNAインクで生体認証をする仕組み(遠藤)
第6回 ボールペンのイメージ:商品イメージと販売戦略(菅)
第7回 「使いやすい」ボールペンとは?:人間工学に基づく評価(菅)
第8回 1本100円は高い?安い?:ボールペンの適正価格(菅)
第9回 1本でも多く売るには:売り場・広告・口コミに隠された秘密(菅)
第10回 透明ボールペンはボールペン?-ボールペンの哲学(岩佐)
第11回 ボールペンって何?-国語辞典の定義から(岩佐)
第12回 自分でボールペンを定義してみよう!(岩佐)
第13回 たかがボールペン、されどボールペン…(岩佐)
第14回 ボールペンを使って作業をしてみよう(全担当教員)
第15回 あなたが考える「ボールペン」とは?(全担当教員)
評価方法
(基準等)
 各担当教員の授業最終回に授業内容をまとめるレポートを課します。担当教員は3名ですので、レポートを3回提出してください。レポート3回分の総合点数で成績の評価をします。レポートが一人分でも欠けた場合は、失格となります。
 なお、授業回数の1/3(5回)を超えて欠席した受講生は失格となります。妥当な理由のない遅刻、中抜け、早退も欠席扱いにしますので、十分に注意してください(公共の交通機関の遅れ、長期療養などは考慮します)。
テキスト・
参考文献
 テキストは使用しません。参考文献は講義中に適宜指示します。
参照ホーム
ページ
備考
 授業中は、受講者に大学生として適切な振る舞いを求めます。ノートや筆記具の不携帯、携帯電話の操作、帽子やサングラスの着用、居眠り、私語等には厳しく対処します。

<連絡先等>
教員代表者:遠藤(4号館3階生物学教室)
(そのほかの担当教員のオフィスアワーと研究室は、授業開始時に連絡します)
画像
ファイル
更新日付