サブタイトル | | 宗教心と社会福祉 根源的課題「人間生活の幸福とは何か」 |
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授業の概要 (目標) | | まず仏教における「社会福祉」事業の思想的基盤を確認し、その事業内容の一端をインド・中国および日本における諸種の事象・事例を概観する。次に現代における種々の「社会福祉」の実例を各種の法規類や情報(政府の各種「白書」・一般啓蒙書・新聞等)から得て、その問題点を挙げて検討する。福祉の対象が誰であっても、基本はその相手の立場になって考え実行することであろう。それは、キリスト教の「ホスピス」や国連の提唱する「ボランティア・スピリット」、さらに仏教の「慈悲」の精神と共通の基盤にあることも認識しておく必要がある。またその精神は、現代における国際社会において最も必要な「共生」「平和」の精神にも通底している。そのような知識と精神を人間の基本として身につけることを目的とする。 |
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授業の内容・ スケジュール | | 〔2-2〕宗教心と社会福祉 1.宗教と社会福祉 2.仏教精神「智慧と慈悲」 仏教と福祉ボランタリズム 3.インド仏教とキリスト教の社会事業 ビハーラとホスピス 4.中国仏教と社会事業 唐代の養病坊等 5.日本仏教と社会事業 1、古代・中世 6. 同 上 2、近世・近代 7.「児童・家庭福祉」 8.「障害者福祉」1 9. 同 上 2 10.「高齢者福祉」1 11. 同 上 2 12. 同 上 3 13.「医療福祉」 14.「カウンセリング」 15.「司法福祉」 |
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評価方法 (基準等) | | 期末に課すレポート(80%)を主とする。副次的に毎回の出席状況と授業の感想や意見・質疑などの積極的な学習意欲(20%)を総合的に評価します。 |
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テキスト・ 参考文献 | | 〈テキスト〉はなし。毎時間、テーマに関する教材をプリントとし配布する。 〈参 考 文献〉『仏教と福祉』北辰堂、1994年、18000円。『社会福祉の基礎知識』有斐閣ブックス628、1997年、3400円。中垣昌美著『仏教社会福祉論考』法蔵館、平成十年、2800円。吉田久一・長谷川匡俊著『日本仏教福祉思想史』法蔵館、2001年、2900円。他は講義中に随時提示する。 |
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参照ホーム ページ | | |
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備考 | | 授業中の私語や携帯電話操作・内職は、厳禁とする。質問や相談、レポート指導等は、オフイスアワーの時間帯(水9:30~11:00・15:20~16:30、木9:30~11:00、金9:30~11:00)に研究室2421へおいでください。 |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:50 |