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授業の概要 (目標) | | 法は、社会に生活する人間相互の権利・義務関係を定めた社会生活の規範である。私たちは、水辺に芦が群生するように、社会を形成し、その中で多くの他人と複雑な交渉を持ち、時には国や地方公共団体との間にも様々な関係を持つ。物の売買・金銭の貸借などの取引関係、夫婦・親子などの身分関係、医療過誤や交通事故で損害を被って責任を追及したりすることがあるかも知れない。このような様々な関係を秩序付け、維持していくために必要なルールや規律を学ぶことが重要であることは言うまでもない。 講義を通して、生活の中のルールを見直してみよう。諸君の身近な親族法から始めていこう。講義を進めるにしたがい、生活の中で自分で『六法』を調べ、活用する力がついてくることを期待する。 |
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授業の内容・ スケジュール | | 1 オリエンテーション・民法とは? 2 婚姻法ⅰ 法律婚と事実婚 3 婚姻法ⅱ 離婚制度 4 (事例研究) 有責主義離婚から無責主義(破綻主義)へ 5 親子の法ⅰ 親と子の権利・義務 嫡出子と非嫡出子 6 親子の法ⅱ 養子制度 7 (事例研究) 代理母契約による親子関係は?性同一性障害の父? 8 (家族問題を考える)児童虐待防止法の内容と今後のゆくえ 裁判で養育費の未払い請求をしてみよう 9 相続法ⅰ 法定相続 10 相続法ⅱ 遺言 11 小レポート実施 12 私的自治の原則と契約の成立・効果(もし、オレオレ詐欺にあったら?) 13 労働条件を法律で定めるのは何故? 14 損害賠償を請求しよう(不法行為とPL法) 15 代理制度・成年後見制度 |
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評価方法 (基準等) | | 定期試験期間に筆記試験を実施する。 他に講義時間中にレポートを行う。 講義への参画の度合いも考慮する。 (定期試験60%・小レポート30%・参画度10%を目安とする) |
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テキスト・ 参考文献 | | テキスト指定として、各自『六法』を用意してほしい。 出版社はどこでもよい。初回講義時に紹介する予定である。 参考書として、谷口・松原編『基礎からわかる法学』(成文堂)2,000円を提示する。 その他、必要に応じてプリントを配付する。 |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:49 |