開講年度2014
科目名論理学Ⅱ
開講学科宗教文化学科 2013年度入学
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
宗教文化学科 2013年度入学
宗教文化学科 2008-2012年度入学
歴史学科 2013-2014年度入学
歴史学科 2002-2012年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2011-2012年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
日本文化学科 2004-2012年度入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2011-2012年度入学
国際文化学科 2007-2010年度入学
商学科 2013年度以降入学
商学科 2007-2012入学
ビジネス情報学科
グローバル英語学科 2007-2010年度入学
経済学科 2013年度以降入学
部門教養  
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者大野 波矢登
クラス
単位数2
曜日・時限秋学期 金曜日 3時限
キャンパス


サブタイトル
形式論理学の基礎と論理的思考への応用
授業の概要
(目標)
論理学Ⅱでは論理学Ⅰの範囲で使用した記号言語に、重なり合った一般性(多重量化)と同一性、関数を加えることによって、いっそう複雑な日常言語の表現をあつかえるものへと記号言語を拡張する。そして、この拡張された記号言語を使って、論証の妥当性や文の集合の整合性、形式的真理を真理の木の方法によってテストする練習をする。また、文章の読み書きや討論などの実践的な場面で形式論理学をどのように応用するかを学ぶ。
(到達目標)
①日本語の文の論理的な内部構造を正しく把握し、それを述語論理の記号言語へ翻訳できるようになる。
②真理の木の方法を使って、論証の妥当性、文の集合の整合性、形式的真理を判定できるようになる。
③論理的思考の実践において、形式論理学で学習したことを応用できるようになる。
授業の内容・
スケジュール
授業は講義形式で行い、テキストの各章の基本事項の解説、練習問題、練習問題の解説、小テストという流れで進める。小テストは授業時間内に3回実施する。
1.命題論理(1)――論証の妥当性と文の集合の整合性
2.命題論理(2)――真理関数的結合子と真理表
3.命題論理(3)――真理の木の方法
4.練習問題と小テスト(1) (以上は、論理学Ⅰの範囲の復習)
5.記号言語の拡張(1)――普遍量化子と存在量化子
6.普遍例化と存在例化の推論規則
7.記号言語の拡張(2)――重なり合った一般性
8.記号言語の拡張(3)――同一性
9.練習問題と小テスト(2)
10.確定記述と数の表現
11.関数
12.論理的思考の実践(1)――議論の組み立て
13.論理的思考の実践(2)――批判を発想する方法
14.練習問題と小テスト(3)
15.総括
評価方法
(基準等)
定期試験70%・小テスト30%
テキスト・
参考文献
【テキスト】リチャード・ジェフリー著 『形式論理学――その展望と限界』 産業図書 1995.3 ¥2,940 【116.1/021】
【参考文献】戸田山 和久著 『論理学をつくる』 名古屋大学出版会 2000.10 ¥3,990 【116/042】 (論理学の重要概念が詳しく解説されている)
野矢 茂樹著 『新版 論理トレーニング』 産業図書 2006.11 ¥2,310 【116/044】 (実践的な論理力を身につけることができる)
参照ホーム
ページ
備考
①この科目の履修は、春学期の論理学Ⅰをあらかじめ履修していると理解がしやすいものとなります。
②テキストの練習問題を宿題として課すことがあるので、かならず自分で解くようにしてください。
③授業に関する質問や相談はできるだけ授業の前後の時間に来てください。
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ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:49