開講年度2014
科目名教養セミナーⅡ
開講学科グローバル英語学科 2013年度以降入学
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
部門教養  
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者安富 眞澄
クラス
単位数1
曜日・時限秋学期 水曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
生命(いのち)のしくみを考える
授業の概要
(目標)
 ハシカやおたふく風邪は一生に一度しか罹らないのに、インフルエンザには何度も罹るのはなぜでしょう。最近、花粉症などのアレルギ-性の病気が増えています。これらの現象にはヒトの身体を守る仕組みの基本が隠されています。ヒトを含め、生物(動物)には雄(男)と雌(女)があります。すぐれた文学や芸術では男女間の愛憎、死をテ-マにすることが多いです。実は、生物学的に見ると、性(の起源)と生物が身体を守る仕組みとは密接な関係があるようです。どのような関係があるのでしょうか。
 環境ホルモンが問題になっています。環境ホルモンとは何でしょうか。本物のホルモンとはどこが違い、どこが似ているのでしょうか。
 ヒトのES細胞(胚性幹細胞)が1998年に作られました。また、昨年ヒトのiPS細胞が日本で作成されました。将来、アルツハイマ-病や脊髄損傷などの治療が可能になるかもしれません。ES細胞、iPS細胞とはどんな細胞でしょうか。
 セミナ-では上に記したような、最近の生命科学に関する話題について考え、議論していこうと思います。受講生の皆さんで何か調べたい事柄があれば、それも取り上げていきます。積極的な授業への参加を期待しています。
 また、リメデイアル教育の一環として、「教養セミナー・ハンドブック『大学で学ぶために』(配布)」を使用します。
授業の内容・
スケジュール
1.我々の身体の仕組み(いろいろな器官のはたらき)
2.我々はどのようにして細菌やウイルスの攻撃から身体を守るのか。
3.インフルエンザに何度も罹るのはなぜだろう。
4.花粉症やアレルギ-はなぜ増えたのか。
5.性はなぜあるのだろう。
6.環境ホルモンとは何だろう。
  (環境ホルモンと性ホルモンのかかわり)
7.ES細胞、iPS細胞とは何だろう。
8.再生医療について。
9.学生諸君の要望するテーマ(生物に関する実験など)

  「教養セミナーハンドブック『大学で学ぶために』」を使用した、演習、
  レポート作成指導などを行う。   


「アドバイザ-としての指導方針」
 講義時間に教室で会うだけではなく、研究室を開放し、日頃から学生諸君とのコンタクトをはかる。学生諸君からの希望、あるいは悩み事などを相談できるような雰囲気を作っていきたい。用がなくても、講義に疲れたら、いつでも研究室(4号館3階)に来てください。コ-ヒ-、紅茶はいつでも、時々お菓子もあります。
評価方法
(基準等)
講義への参加状況(30点)とレポ-ト(70点)により評価します。定期試験は行ないません。
テキスト・
参考文献
・「教養セミナー・ハンドブック『大学で学ぶために』(配布)」
・講義にあわせた資料を配付します。
参照ホーム
ページ
備考
遅刻せず毎回授業に出席すること。
課題に主体的に取り組むこと。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:58