開講年度2014
科目名教養セミナーⅡ
開講学科日本文化学科 2013年度以降入学
(全)開講学科宗教文化学科 2014年度以降入学
歴史学科 2013-2014年度入学
国際文化学科 2013-2014年度入学
日本文化学科 2013年度以降入学
グローバル英語学科 2013年度以降入学
部門教養  
開講種別秋学期
対象学年1年
担当者石川 一久
クラス
単位数1
曜日・時限秋学期 水曜日 1時限
キャンパス


サブタイトル
英語の歴史(イギリスにおける民族支配の影響を受けて)
授業の概要
(目標)
この授業では、「英語の歴史」を学びます。

 英語には、poolやnameなど、ローマ字のつづり通り発音しない単語が数多くあります。なぜ、つづり通り発音しないのでしょうか。これは、英語をとりまく世界の飛躍的な発達に一因があります。秋学期はこの原因を探るとともに、英語が中世・近代へと発達するにつれて次第に現代英語に近づいてくる状況について学びます。主に、ノルマン人による征服以降におけるイギリスの社会状況の変化、イギリスとヨーロッパとの関係に注目しながら、英語の発達について見ていきます。
 また、「教養セミナー・ハンドブック」を使用し、大学での学習、学問についても学びます。
授業の内容・
スケジュール
1.ノルマン人による征服…全く異なった語派に属するフランス語を話すノルマン人による支配が英語にどのような影響を与えたかを見ていきます。
2.中英語…フランス語の影響を受けた中世の英語について概観します。チョーサーの英語と現代英語とがどう異なっているかも見ます。
3.初期近代英語…フランスとの対立が高まる中で、(百年戦争後)英国民の意識と英語の発展について見ます。又、ルネッサンス期の学問の影響、印刷技術の発達の影響についても見ます。更に、なぜ現代英語の発音が難しくなったのかについても解説します。
4.現代英語…国際語の位置づけを担うようになった英語の状況について見ます。秋学期は上記の内容に加え、「希望者のみ」春学期レポートの口頭発表(加点対象)を行う予定です。この口頭発表には、まさに「学問の発見」があり、とても有意義だと思います。
また、授業の一部を利用して、「教養セミナー・ハンドブック」を使用し、大学での学習について学びます。

アドバイザーとしてのメッセージ
 学業、学生生活等で、何か相談があったら、オフィスアワーという時間帯がアドバイザーに設けられていますので、その時間を利用して研究室(2号館3階2314)まで来て下さい。曜日、時間帯は、授業時に連絡します。
評価方法
(基準等)
試験の成績 65点、
平常点(授業への参加度、プリント(毎回回収)など) 35点(遅刻の場合、授業1回分の点が半減します。)
レポート(希望制、加点)、口頭レポート(希望制、加点)
レポート題目は、授業で扱った事項に少しでも関わっていればOKとします。教養セミナーI・IIの目標である「学問の発見」の観点から、授業を聞いて興味が沸いた事項を優先するためです。
テキスト・
参考文献
テキスト 
Gary buck著 The History of the English Language in Simplified English 英潮社 1,300円
教養セミナー・ハンドブック『大学で学ぶために』(配布)
参照ホーム
ページ
備考
西洋史、イギリスの征服民族、英語やヨーロッパの言語に興味のある学生の希望を期待します。

座席は指定します。英和辞典持参のこと(電子辞書可)

授業中の私語や携帯電話の操作は厳禁します。
画像
ファイル
更新日付2014/08/15 11:32:55