コーディネーター | | |
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担当講座 | | |
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担当者 | | 主任教授:田中貴信、夏目長門、吉田憲司、准教授:尾澤昌悟、宮前 真、講師:吉岡 文 |
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授業の概要 (目的) | | 一般の歯科補綴学は歯と歯周組織の欠損や機能異常を対象とするが、顎顔面補綴学は口腔内にとどまらず、顔面を含む頭頸部の組織欠損や機能異常に対して、人工物により修復を行う臨床分野である。原疾患としては、腫瘍、外傷、感染症、先天奇形などがあり、応用補綴学とも言うべき顎顔面補綴処置は、これらの疾患に対するリハビリテーションとして、学際的な知識と技能が必要とされる治療である。本講では、この分野の特徴的な事項と、具体的な臨床対応策、各種補綴装置の意義などを履修する。 |
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教材(教科書、 参考書等) | | 『教科書』 顎顔面補綴学講義ノート (部分床義歯学講義・実習書 巻末)
『参考書』 1)顎顔面補綴リハビリテーション 田代英雄、大山喬史 訳 クインテッセンス出版.(原本:Maxillofaical Rehabilitaion、J.Beumer、D.Curtis、N.Firtell 著 出版社Mosby) 2)口唇裂口蓋裂の補綴治療、大山喬史編、医歯薬出版社 3)顎顔面補綴の臨床、大山喬史編、谷口尚編 医学情報社 |
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講義(実習) の方法・形式 | | パソコン使用、講義内容については重要事項のイラストなどを含め、教科書に示す。 |
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必要機器 | | |
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課題 (定期試験・ レポート試験・ 授業内試験)の フィードバック方法 | | |
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講義・実習 | | | | 回 | 講義(実習)項目・一般目標(GIO) | 講義(実習)内容・到達目標(SBOs)・ 予習・復習 | 担当者 | | 1 | 顎顔面補綴学の範囲と歴史 | この分野の歴史的な推移と現在の守備範囲を理解する。顎顔面補綴学の目的と意義を説明できる。 「教科書」P173-180 | 田中 貴信 | | 2 | 口唇裂口蓋裂の外科および言語治療 | 口唇口蓋裂患者の治療と補綴処置に関連する外科および言語治療について理解する。 | 夏目 長門 | | 3 | 口唇裂口蓋裂の補綴治療 | 口唇口蓋裂症例における補綴的問題点と把握とその対処法を習得する。 「教科書」P181-186 | 尾澤 昌悟 | | 4・5 | 腫瘍による上顎欠損症例への対応 | 腫瘍による上顎欠損の病態とそれに対する補綴処置について理解する。 「教科書」P187-195 | 尾澤 昌悟 | | 6・7 | 腫瘍による下顎欠損症例への対応 | 腫瘍による下顎欠損の病態とそれに対する補綴処置について理解する。 「教科書」P189-193 | 宮前 真 | | 8 | 補助装置 | 頭頸部腫瘍に対する放射線治療の概要とそれに利用される各種補助装置について学ぶ。 「教科書」P195-197 | 尾澤 昌悟 | | 9 | 顎変形症患者に対する対応 | 顎変形症の臨床的問題点と、その対応策を学ぶ。 「教科書」P201 | 吉田 憲司 | | 10・11 | 顔面欠損患者への対応 | 顔表面部の欠損に適応されるエピテーゼの基礎と臨床を理解する。 「教科書」P197-201 | 吉岡 文 | | 12 | 顎顔面補綴患者のケア | 顎顔面補綴症例の治療後のメインテナンスやケアについて理解する。 | 尾澤 昌悟 | |
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留意事項 | | 3年次に配布した部分床義歯学講義・実習書の巻末にある,顎顔面補綴学講義ノートに沿って講義を行う. |
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授業以外の 学習方法 | | 臨床実習にて実際に患者の治療を見学する機会がある.その際に講義内容に基づいて知識を整理し,一般補綴との違いや特殊な治療法について理解を深めることができる. |
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成績評価方法 | | 筆記試験:100%で評価,授業態度を考慮することがある. |
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参照ホーム ページ | | |
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更新日付 | | 2014/08/15 11:32:57 |