開講年度2014
科目名実習:人体の機能 (春)
科目ナンバー
開講学科歯学部歯学科 2002-2014年度入学
(全)開講学科歯学部歯学科 2002-2014年度入学
部門専門  
開講種別通年
対象学年2年
担当者平場 勝成
実務経験教員
関連性が高いディプロマ・ポリシー
単位数1.5
曜日・時限通年 金曜日 3時限
通年 金曜日 4時限


コーディネーター
担当講座
生理学講座
担当者
主任教授:平場勝成、准教授:片倉伸郎、講師:横田たつ子、森田 匠、助教:松永知子、非常勤准教授:江口国博、非常勤講師:白木 豊、織田 元、畑中伸彦
授業の概要
(目的)
 講義で修得した知識が実際にどのような方法を用いて得られたかを体験する。よく用いられる測定技術を修得すると共に、それら技術の限界や内在する誤差,危険性をも併せて知る。
教材(教科書、
参考書等)
『教科書』
「生理学 実習テキスト」(2014年度版)愛知学院大学歯学部生理学講座

『参考書』
「基礎歯科生理学 第5版」(医歯薬出版)
「標準生理学 第7版」(医学書院)
「脳からみた言語」(中山出版)
「医学者のためのエレクトロニクス」(南江堂)
「生理学テキスト 第7版」大地陸男(文光堂)
「咀しゃくの話」(日本歯科評論)
講義(実習)
の方法・形式
課題1つに対して事前学習と実習を行う。課題は7課題ある。事前学習は、実習を行うにあたって必要な基礎知識と、得られるデータの解析の方法等の課題を個別に自習し、レポートを完成させる。実習では各課題に於いて班員の中で被験者と験者の役割を分担し、データを採得する。採得したデータシートを基にしてデータの解析を行い、レポートを完成させる。
必要機器
課題
(定期試験・
レポート試験・
授業内試験)の
フィードバック方法
講義・実習
講義(実習)項目・一般目標(GIO)講義(実習)内容・到達目標(SBOs)・
予習・復習
担当者
1→3心電図と血圧
一般目標(GIO)
心電図記録の方法と波形の意味を理解する。血圧測定を実際に経験し測定の際の注意点を理解する。
C-2-3)-(3)①
C-2-3)-(3)④
到達目標(SBOs)
A. 心電図の波形と誘導法による違いを説明できる。
B. アイントーベンの正三角形を作成し、心電気軸の概念を説明できる。
C. 最高血圧、最低血圧の測定原理を説明できる。
D. 指尖脈波と心電図の関係を説明できる。
平場 勝成他
4→6開口反射
一般目標(GIO)
口腔への痛み刺激による開口反射を体験するとともに、その反射弓を理解する。
E-2-1)-⑦
到達目標(SBOs)
A. 開口筋の興奮と、閉口筋の抑制が誘発される相反性神経支配を説明できる。
B. 閉口筋の第一抑制と第二抑制の潜時と持続時間の特徴と、反射弓の相異との関連を説明できる。
平場 勝成他
7→9音声と呼吸
一般目標(GIO)
母音の周波数特性と構音機構の役割を理解する。
呼吸運動の調節機序を理解する。
E-2-2)-⑦
C-2-3)-(7)-②
到達目標(SBOs)
A. 母音のフォルマントを周波数分析により検出し、母音認識におけるフォルマントの意義について説明できる。
B. 母音発声に際しての声帯筋の役割を母音の基本周波数から説明できる。
C. 深呼吸や息こらえによって生じる呼吸運動の変化を説明できる。
平場 勝成他
10→12咬合力
一般目標(GIO)
咬合力の発生に関わる筋の機序と咬筋筋電図の量的変化との対応を理解する。
E-2-1)-②
到達目標(SBOs)
A. 筋電図の量的変化を定量化する手法を説明できる。
B. 筋電図の量的変化を運動単位の活動様式の変化に基づいて説明できる。
平場 勝成他
13→15H反射
一般目標(GIO)
H反射(ホフマン反射)の神経機構を理解する。
到達目標(SBOs)
A. 神経の刺激強度の変化に対応した、H波とM波の振幅の変化を刺激された神経の種類を区別しながら説明できる。
B. 神経線維を伝導する活動電位の伝導速度を計算できる。
平場 勝成他
16→18味覚
一般目標(GIO)
味細胞膜での味覚受容機構を理解する。
C-2-3)-(4)-④
到達目標(SBOs)
A. 味覚細胞の受容体タンパクおよび、イオンチャネルを介する味覚受容機構を説明できる。
B. 味覚障害の症状とその検査方法を説明できる。
平場 勝成他
留意事項
・実習に先立って実習書を熟読し、実習内容を把握しておくこと。
・実習課題を完成させるために必要な生理学的知識を事前に復習しておくこと。
・実習書は必ず持参すること。
授業以外の
学習方法
興味を持った項目については参考書等を用いて能動的に学習を進めること。
成績評価方法
毎回レポートを提出。全課題終了後、筆記テストを行い、60点以上あれば合格とする。筆記テストの受験資格は全課題のレポートが合格していること。
参照ホーム
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更新日付2014/08/15 11:32:57